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平和的解決は世界の流れ=@コータロー候補 寝屋川で講演

2013年02月17日

 9日、日本共産党寝屋川西部後援会のトーク集会に駆け付けた日本共産党のたつみコータロー参院大阪選挙区候補(府くらし・雇用対策委員長)。講演の中で「参院選は憲法にとっても正念場のたたかい」と強調し、九条の会をはじめ憲法を守り生かす運動を広げることを呼び掛けるとともに、「大阪選挙区で唯一憲法を守る日本共産党のたつみコータローを参議院に送り出し、国会で働かせてほしい」と力を込めました。
 たつみ候補は、安倍政権が憲法改定の発議要件の緩和や集団的自衛権の行使に向けた改憲の動きを強めていることを批判。「日本人が10人死亡したアルジェリアの人質事件の背景にも、アフガニスタンやイラクへのアメリカの攻撃がテロリストの活動に口実を与えている問題がある」と述べ、「国際紛争を武力ではなく、話し合いによる平和的な手段で解決する流れが世界で広がっている。それを体現しているのが憲法9条。これを守り抜いてこそ、日本は世界で名誉ある地位を得られる」ときっぱり語りました。
 今回から定数4になる参院大阪選挙区で、自公両党などとともに改憲の急先鋒になっている橋下・維新の会が2人擁立を目指していることにも触れ、「日本共産党以外は憲法9条を変えようという党ばかり。改憲を許さないたたかいを広げ、参院選で何としても勝利したい」と訴えました。
 在日米軍基地から尖閣諸島問題をめぐり「中国の出方はけしからん。日本は(武力で)意思表示した方がいい」と怒る男性は同時に、「安倍首相が生活保護を切り下げようとしているが、それでは生きていけない。憲法25条通りすべき」と発言しました。
 たつみ候補は、生活保護引き下げは、住民税非課税水準の切り下げなど国民全体に関わる大問題であり、党として断固反対だと表明。「対立をエスカレートさせると軍事衝突から戦争になってしまう。健康で文化的な最低限度の生活を踏みにじってしまうのが戦争」と答えました。
 参加した釘宮幸義さん(64)は「沓脱タケ子さん以来、日本共産党が自民党政治と対決して勝利してきた歴史がある大阪選挙区。安倍政権とも維新の会とも対決するたつみさんに期待するし、私たちも気持ちを新たに頑張りたい」と話していました。
(2013年2月17日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2013年02月17日

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