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野党7党 野田内閣不信任案を提出 参院は7会派で問責決議案増税.絶対止める=@共産党が宣伝

2012年08月11日

 民自公3党が、消費税増税と社会保障の改悪を押し付ける「一体改革」法案の参院強行採決を狙う中、日本共産党など野党7会派が7日、衆院に野田内閣不信任決議案を、参院に野田首相に対する問責決議案を提出しました。これを受けて共産党府委員会は同日夕、JR京橋駅前で宣伝を行い、清水ただし衆院比例候補、たつみコータロー参院候補が法案の廃案を訴えました。

社会保障でなく大型開発に

 清水氏らは、3党の「修正」で、消費税増税での増収分で生まれた「ゆとり」で、「防災」などに名を借りた公共事業に「重点的に配分」するという条文が追加されたことなどを示し、「消費税は社会保障にではなく大型公共事業に使われる」と訴えました。
 自民党は10年間で200兆円(「国土強靭化基本法案」)を、公明党も10年間で100兆円(「防災・減災ニューディール推進基本法案骨子」)もの税金を、高速道路や新幹線、港湾などの大型開発につぎ込もうとしています。

「増税反対」が国民多数の声

 たつみ氏は「消費税増税反対が国民多数の声。政党間で立場の違いはあっても協力し、国民の声が国会へ届くように力を尽くす」と決意を述べました。
 清水氏は、問責決議案に自民、公明両党が反対するなら「増税共犯と呼ばなくてはならない」と述べ、「消費税の増税ではなく、中小企業や国民の懐を温めて、この大阪を元気にしていかなければなりません」と訴えました。 

通行人の声

やり方が汚いし公約違反だ
 演説を聴いていた竹内宏志さん(24)=大阪市都島区在住=は「増税は仕方がないと思うこともあるが、やり方が汚い。野田首相の公約違反でもあるし、民主党が政権を取った意味がない」と話しました。
金なく駆け込み≠烽ナきぬ
 会社員の男性(57)=大阪市平野区在住=は、「わが家はもう消費を控えている。駆け込み需要などと言うが、金があっての駆け込み需要だ。民主党政権になっていろいろ言われているが、自分で(選挙前に)言っていたことぐらいは守らないと」と、公約違反を批判しました。

国民が苦しい時の増税とは
 不動産業を営む女性(67)=大阪市東成区在住=は消費税増税に「もちろん反対。国民の生活が一番苦しい時に上げるなんて、とんでもない」と話しました。

本当に「国民のため」なのか
 「増税は賛成」と話す男性(70)=寝屋川市在住=も、「いまの首相は『国民生活のため』というが、本当は誰のためなのか。自分に反対する者を説得する大義がもうない」と話していました。(2012年8月12日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2012年08月11日

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