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共産党躍進で閉塞打開を 米国・財界言いなり変えてこそ

2012年06月02日

 日本共産党大阪府委員会は、来たるべき総選挙に向けて、大阪19選挙区すべてに候補者を擁立。消費税大増税、原発再稼働、TPP(環太平洋連携協定)、沖縄普天間基地問題、日米安保など、どの分野でも民主党政権が大きく行き詰まり、政局が解散含みの展開になる中、同党は閉塞打開の展望を語り、共同を広げ、比例近畿ブロックでの4議席以上の獲得とともに総選挙勝利を目指します。

日本共産党
日本経済・原発・安保…
各分野で対案

 日本共産党は、アメリカ言いなり、財界中心の「二つの害悪」を断ち切ってこそ、閉塞状況を打開できると主張。消費税大増税問題では、増税が暮らしも経済も財政も壊すことを明らかにし、消費税増税に頼らなくても社会保障、財政再建できる提言を発表。原発問題でも、財界中心の政治をやめ、「原発ゼロの日本」への決断をしてこそ、自然エネルギーへの転換でも、原発立地自治体の雇用と営業でも、本腰が入るとしています。
 他党が、日米安保条約の異常な枠組みに触れない中、アメリカ言いなり政治の根源にある安保条約をなくしてこそ、米軍基地問題の解決の展望を開き、東アジア地域での軍縮へイニシアチブを発揮できるとした「外交ビジョン」も発表。
 また、日本共産党は、TPP参加反対や、「原発ゼロ」を目指す運動、消費税増税反対、障害者総合支援法案や保育の問題など、各分野で一致点に基づく共同を広げ、現実政治を動かす奮闘をしています。
 橋下・維新の会の反動的、反民主主義的な政治に対しても、民主、自民、公明、みんなの党が、票欲しさにすり寄りの姿勢を見せる中、反動的逆流に正面から立ち向かい、人権と民主主義を守り抜く共同を広げています。

民主・自民・公明
増税、原発再稼働狙う
国民の暮らしに総攻撃

 消費税増税に政治生命を懸けるとしている野田・民主党政権は、大増税の上に、年金削減や保険料アップなどの国民負担増を進める「一体改革」関連法案の衆院特別委員会を設置。今国会成立を狙っています。
 自民・公明両党は、特別委員会で民主党に対し、消費税増税への協力と引き換えに、民主党が09年の衆院選で公約した後期高齢者医療制度の廃止や、最低保障年金創設を取り下げるよう迫るなど、民主党と一体で国民負担増路線に突き進んでいます。
 みんなの党も、「増税の前にやることがある」と、消費税増税を前提にした社会保障6兆円の削減や、巨額の大企業減税など、でたらめな財政論を主張しています。
 原発問題でも、政府・民主党は、基幹的な電源としたい電力会社や原発メーカーなどの意向に応え、福島原発事故の原因究明を尽くさないまま、関西電力大飯原発など停止中の原発の再稼働に固執。「原子力規制庁」設置関連法案を今国会で審議入りさせる方針で、自民・公明両党も応じる姿勢です。

橋下・維新の会

 橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会は、閉塞状況につけ込んで得た「民意」を口実に、府民、市民を分断し、府政でも大阪市政でも暮らし・福祉施策、文化を容赦なく切り捨て。国政進出を狙って出した「維新八策」では、「小泉構造改革」以上の弱肉強食の新自由主義の経済政策を掲げ、憲法改悪を志向、日米同盟強化とTPP参加推進のアメリカ言いなり政治を内容としています。
 また、「職員基本条例」「教育基本条例」などで、自治体職員や教員を丸ごと首長の支配下に置くことを狙う仕組みを、全国に広げることも明らかにしています。

衆院大阪19選挙区◎多彩な顔ぶれ勢ぞろい

 大阪の小選挙区候補は、男性12人、女性7人。平均年齢は52歳。議会論戦で豊富な実績のある元府議、元市議をはじめ、業者運動、青年運動、労働運動、女性運動などのリーダー、元府職員、塾経営者など多彩な顔ぶれです。

1区 吉川れいこ(50)
   元福祉施設職員
2区 山本陽子(58) 前府議
3区 わたなべ結(31)
   元民青同盟木津川南地区委員長
4区 清水ただし(44)
   党府副委員長=比例重複
5区 せと一正(63) 前大阪市議
6区 北原洋子(54)
   党城北地区副委員長
7区 石川たえ(44)
   元民青同盟府副委員長
8区 いそがわ和洋(53) 前豊中市議
9区 末武和美(65)
   元府職労執行委員
10区 浅沼和仁(51)
   党高槻・島本地区副委員長
11区 みわ智之(37)
   元民青同盟府委員長
12区 吉井よし子(49)
   元新婦人寝屋川支部役員
13区 てらやま初代(56)
   東大阪生活と健康を守る会事務局長
14区 野沢みちあき(64) 元八尾市議
15区 ため仁史(63)
   元富田林民商事務局長
16区 岡井つとむ(61) 元堺市議
17区 吉岡たかよし(54) 塾経営
18区 やの忠重(62)
   党阪南地区常任委員
19区 たのうえ聡太郎(33)
   党阪南地区若者・暮らし相談室長(2012年6月3日付け「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2012年06月02日

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