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「ダブル選」まで1カ月 維新の条例案に府民も「おかしい」 明るい会 よくする会街頭宣伝に反響

2011年10月15日

言う通り行動しないとクビとは
子どもや先生のこと考えてない

 大阪市長選と府知事選挙が11月27日投開票でダブル選挙となることがほぼ確定的となる中、「明るい民主大阪府政をつくる会」と「大阪市をよくする会」は、梅田章二府知事候補とわたし考一市長候補と共に安全・安心・やさしさの大阪をつくろうと各地で府民との対話・宣伝に取り組んでいます。7日には、政治介入による教育破壊、知事言いなりの職員づくりを狙う「教育基本条例案」「職員基本条例案」を許すなと、大阪労連や民主法律協会など2条例案を許さない8団体が府内251カ所の駅頭でいっせい宣伝、11日には、明るい会女性連絡会が京橋駅前で宣伝しました。

 JR大阪駅前では夕方、35人が参加して宣伝。梅田、わたし両候補と共に、自由法曹団大阪支部の高橋徹弁護士、大阪教職員組合の田中康寛委員長、新日本婦人の会の氏家マサ副会長らがマイクを握りました。  わたし候補は、「市民の暮らしを守るかどうかが問われる選挙で必ず勝利を」と訴え。梅田候補は、2条例案で教育と地方行政を破壊することは許されないと糾弾。旧WTCビル購入で府民の血税を投入しても責任を取らない橋下知事と維新の会の責任を指摘。「安全・安心の大阪を一緒に実現しよう」と呼び掛けました。  「君が代条例が話題になってから、橋下知事の行動が気になっていた」という会社員男性(38)は、各弁士の訴えをうなずきながら聞いていました。「政治家の言う通りに行動しなければクビになるというのはどう考えてもおかしいし、それで教育ができるのかと疑問に感じる。教育は人間同士がかかわりあって営まれるもの。先生たちが自信を持って教壇に立てるよう応援すべき」と話しました。  65歳の男性も、ビラを受け取ると宣伝カーのそばに立ち止まり、マイクの声に耳を傾け、最後の弁士の訴えの後、こう語りました。  「どの訴えも当たり前のことを主張していて納得できる。テレビのニュースを見ていると橋下知事は頑張っていると思ってしまうけれど、いろんな情報をしっかり学び判断したいと思った」と話していました。  JR大正駅前では、日本共産党の小原孝志市議、小谷みすず前府議らが訴えました。地元の府立高校教員の男性は、教育基本条例案で、3年連続で定員割れの府立高校を統廃合で廃校にするとしている問題に触れ、「府立大正高校は地元の人たちの願いでできたと聞いているが、定員割れすることがあり、つぶされてしまうかもしれない。許せない」と訴えました。  女性連絡会の宣伝では、70代の男性が、「橋下は数に物言わせてやりすぎや。(梅田候補のリーフレットを見て)この人3回目やろ。今度こそ絶対通さなあかん!」。各分野のリレートークを聞いていた木山真知子さん(64)=交野市在住=は、「橋下さん、テレビで見ていたら思い切ったことを言って、最初はいいと思っていたけど、弱い者をいじめて強いところにはメスを入れず、結局国の政治と同じ。今度の条例も子どもの未来やまじめな先生のことを考えていないと思う」と話していました。

投稿者 jcposaka : 2011年10月15日

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