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比例定数削減は国民の声削る 民主主義破壊やめよ 憲法と響き合う流れ大きく

2010年08月20日

大阪憲法会議総会

 大阪憲法会議は7月30日、大阪市内で第44回総会を開き、49人が参加。各団体・地域の多彩な運動を交流し、憲法改悪阻止へ府民過半数署名の達成や「九条の会」の運動支援、比例定数削減反対、米軍普天間基地撤去のたたかいの発展させることなど2010年度の活動方針を決めました。

 足立英郎幹事長は開会あいさつで、前回総会以降に起きた政権交代など激動の情勢と参院選の結果をどう見るかについて報告。日本共産党大阪府委員会の清水ただし国民運動本部長があいさつし、国会議員の定数削減問題について、「国民の声が削られて、消費税増税反対、憲法9条守れの声が封殺されかねません。民主主義破壊の策動に歯止めを掛けるために力を合わせましょう」と呼び掛けました。  方針提案で筆保勝事務局長は、参議院選挙の結果や加速する憲法改悪の動き、米軍と自衛隊との連携促進など日米同盟の反動的強化の実態に触れながら、「国民の願いを受け止める政治実現へ憲法会議の果たす役割は大きい」と強調。国会議員定数削減は憲法改悪と消費税増税を強行する国づくりにつながるとし、「党派、政治的立場を超えた広範な国民の共同で定数削減の策動阻止を」と述べ、普天間基地無条件撤去のたたかいと「九条の会」づくりへの支援強化を呼び掛けました。  団体や地域から7人が発言。大阪労連、大阪自治労連の代表は、核不拡散条約再検討会議に参加した代表団の取り組みを紹介。新日本婦人府本部の代表は、議員定数削減問題について、「危険な動きに対し、油断せず草の根で対話と運動を広げたい」と語りました。  大阪AALAの代表は、フィリピンやスリランカで広がる「九条の会」結成の動きを紹介。「日本国憲法は日本だけでなく世界で必要とされ、響き合う新しい流れになっている」と述べました。  大阪市立大学の桐山孝信教授が「国際法から見た憲法と安保の矛盾の激化―憲法堅持と安保廃棄に向けて」と題して講演しました。

投稿者 jcposaka : 2010年08月20日

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