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中小企業経営者と懇談 日本共産党東大阪地区委員会、東大阪市議団、深刻な実態が次々と

2010年05月21日

1万といわれた業者いまや6千以下に
ものづくりのネットワーク崩れている
単価切り下げに応じないと仕事がない

 シンポジウムに先立って日本共産党東大阪地区委員会と東大阪市議団が、「東大阪経済の明日を考える懇談会」を開き、市田氏と吉井英勝参院議員が、参加した23人の中小企業経営者や従業員から実情を聞きました。

 参加者からは「東大阪で1万軒といわれた業者が6千軒になったと言われたのは2年前。いまはもっと減っているのではないか」「“全国区”で知られる東大阪だが、技術を持って底辺で支えている一人親方や従業員4〜5人の業者が廃業している。ものづくりのネットワークが崩れてしまう」「取引先からは3社の相見積もりされた上に、さらに5〜10%が値引かれるが、それに応じないと仕事が来ない」など深刻な声が相次ぎました。  「底辺にいる者の言葉を、上の人に伝えてほしい」と訴えたのは、金属加工・製造・販売の中村能幸さん(60)。金属加工のための工具をつくる業者が廃業に追い込まれている実態を語りながら、「いま手を打たなければ、ものづくりは取り返しのつかないことになる」と話しました。  市田氏は「皆さんの声を受け止め、政策づくりや党の論戦に直ちに生かしていきたい」と語りました。

投稿者 jcposaka : 2010年05月21日

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