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大阪市議福島補選 区民の願い市議会に届ける大切な命綱 清水さんの議席守り抜く山田みのり候補インタビュー

2010年05月01日

 夏の参議院選挙に立候補する清水ただしさんの、大阪市議辞職に伴う福島区市議補選(欠員1)が、14日告示、23日投票で行われます。自民や民主、橋下徹知事の「維新の会」が候補を擁立する見込みで、参院選の前哨戦としても注目されています。日本共産党から立候補する山田みのりさん(33)=新に、決意や争点を聞きました。

 いま大阪市議会は日本共産党を除くオール与党状態です。国政でも市政でも与党である民主党は、市民の願いに応えることができていません。  清水ただしさんの議席は、区民の切実な願いを市議会に届ける大切な議席でした。絶対、負けるわけにはいきません。  選挙では国民健康保険(国保)料の引き下げや子育て、教育施策の充実を訴えています。  私はこれまでに500件の生活相談を受けてきました。先日、国保料を滞納している方が来られました。保険証が必要で、一人で区役所へ行ったところ、「(滞納額が)何十万円にもなっている」と言われ、保険証をもらわずに帰ってしまったそうです。  保険証取り上げは「滞納者との接触の機会を設けるため」と言っていますが、実際には払えない人を窓口で追い返しています。保険料が高すぎることが問題の根本にあります。  教育問題では、清水さんが弁当販売で第一歩を開いた中学校給食の実現や、教室へのクーラー設置を訴えています。大阪の子どもたちは、夏場は40度を超す教室で学んでいます。クーラー設置の公約は清水さんが街の辻々で訴えていたもので、子どもたちからの人気と期待がすさまじかった。私が引き継ぎ、必ず実現したいと思います。  私は徳島県出身で、幼いころ、原爆を扱った絵本を読んで平和を強く願うようになりました。高校時代には自衛隊機の低空飛行が問題になっている地域へ行って平和の署名を集めたりしました。  デザインの専門学校に進学するために大阪へ来て、卒業後、大阪市内の印刷会社で働きました。この会社では不当な賃下げが繰り返され、声を上げるのは自分しかいないと思い、全印総連に個人加盟し、賃下げ撤回を勝ち取ることができました。  その後、福島民商で働き、業者さんに「お困りのことはありませんか」という電話を、1カ月間に1千件ほどかけました。その中で国保料や介護保険料、税金が高すぎて、住民が苦しんでいることを知りました。  清水さんが党の議席を16年ぶりに取り戻し、街の空気は変わりました。「福島区の2議席のうち、1つは共産党がないとあかん」という声も掛けていただいています。日本共産党の政策を広げきり、区民の願いを届ける議席を守り抜くために、最後まで頑張ります。

投稿者 jcposaka : 2010年05月01日

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