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議会の窓・松原市

2010年04月02日

 松原市は、昨年、住民の命よりも採算性のみを追い求め、市民病院を閉鎖するというとんでもない暴挙を強行しました。「市民病院をつぶすような市長はいらない」と市民の中で市長リコール運動が起こりましたが、自民党は「夕張のようになってもいいのか」と脅しを掛け、「市民病院は税金の垂れ流し」「そんな署名はしてはなりません」などと妨害を繰り返しました。残念ながら約1千筆分足らずでリコールは成立せず、その後行われた市長選でも約2500票の僅差で市民運動・労働組合を敵視する人物が市長に選ばれました。

 『地域医療の再生』と言うものの公的責任は果たされず、『安上がり』だと公立保育所は全て民間へ、学童の指導員や図書館司書もアルバイト、体育館も指定管理者制度と、市長のやり方は何でも民間にすれば解決するというものばかりです。  その中で日本共産党議員団が「削減」を主張し続けてきたBSE(食肉危険部位焼却)費用(毎年1200万円計上)が廃止されました。同和事業には青少年会館に10人以上もの正職員に複数のアルバイトや嘱託職員、ふれあい人権センターに部落解放同盟の支部事務所の設置など市民の理解を得られないものは、まだまだ残されていますが、一歩前進と言っていいのではないでしょうか。  「住民の要求と運動が政治を動かす」新しい情勢の下、議会内外で市民と結び付くことが重要になっています。この間、農業委員の方々との交流を通じて、「松原産ステッカーを作って地元農商業と消費者の連携を」との発想が広がり、実現に向けた取り組みが着々と進められています。あらゆる場所で市民とのつながりを強め、「暮らし守れ」の要求実現へ奮闘したいと思います。(もりた・なつえ)  松原市議会の定数は20(次の市議選から19)。党議員は5人。

投稿者 jcposaka : 2010年04月02日

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