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議会の窓

2010年02月05日

 柏原市は、生駒金剛連峰に囲まれた河内平野に位置し、市域中央部を大和川が東西に流れ、市域の3分の2が山間地であり、自然が豊かで果樹栽培に適し、中でもぶどう栽培の歴史は古く、柏原ぶどうとして知られています。

 5年前に当選した岡本泰明市長は、財政難を理由に、市民サービスを低下させ、市民に負担を押し付け、福祉・教育予算を削減し、国保料や公共下水道使用料金を値上げしてきました。  さらに2010年度予算の策定に当たり、事業仕分けを目的とした「柏原市まちづくり戦略会議」を立ち上げ、その責任者に、談合罪で有罪判決を受け控訴中である中司宏前枚方市長を、非常勤職員として採用しました。党議員団は、採用取り下げの要望書を出し、12月議会でも「市長の政治的道義的責任が問われる」として、採用の取り下げを求めました。  1月13〜14日に公開で事業仕分けが行われましたが、対象になった多くは教育・福祉関係予算でした。老朽化に伴う雨漏りのための屋根の修繕など保育所や学校の施設整備や耐震化などは財政難を理由にすべて見直しになる結果でした。  2年前、市街地から離れた国分東条の砕石場跡地を購入して野球場などをつくる総額33億円の事業計画について、党議員団は、「市街地から離れ気軽に足を運べる場所ではない」「市民に多額の負担を強いる計画で、国保料引き下げや生活道路整備など市民生活を守るため財源を使うべき」と計画中止に向けて議会論戦をリード。市議会始まって以来初めて他会派の議員と力を合わせ市長提案否決に追い込むことができました。柏原市議会も変わりつつあります。議員団は、市民要望実現を目指し、市民本位の市政実現のために頑張ります。(はしもと・みつお)  柏原市議会の定数は18。党議員は2人。

投稿者 jcposaka : 2010年02月05日

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