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議会の窓 河内長野市 吉田礼子

2010年01月15日

 河内長野市は、大阪府の南東部に位置し、府内3番目(109平方`b)の面積で緑ゆたかな自然とおいしい水が残っている市です。文化財も府内2番目に多く残る歴史豊かな地域です。

 昨年の衆議院選挙の結果のように、国民の声を聞かずに押し付けようとする政治は河内長野市でも通用しなくなりました。09年9月議会では、市民に何一つメリットがない千早赤阪村との合併は破たんしました。党議員団は、押し付け合併は許さないという立場で一貫して反対しました。  いま、市の人口は減り続け、出生率は0・95です。今ほど若者・子育て世代・お年寄りもみんな「河内長野に住み続けたい」と言えるまちづくりが求められる時はありません。しかし市は、国保料金・保育料・水道料金などの値上げ、がん検診有料化、高齢者優待パス券廃止などを押し付けています。ムダな公共事業である「ふるさと農道事業」こそ中止すべきです。  4月の市会議員選挙では定数が20から18に削減されます。これまで私たちは、いつも市民の皆さんと運動して要求を勝ち取ってきました。14年の運動で小学校給食実施、4万7千人の署名を集めて中止させたゴルフ場建設。9万人分の署名で勝ち取った水道水源の環境を守った日野谷埋め立て中止、20年来のたたかいで勝ち取った下里残土持ち込み中止など、これらの運動のたびごとに議席占有率を増やし、現在は6人です。  今度は、この力で全国1の議席占有率(33・3%)を勝ち取って、民主市政への第一歩を築き、新婚家庭家賃補助・開発団地の住宅ローンの利子補給制度創設、中学校給食早期実施、公共交通拡充、高齢者優待パス券復活などを実施して、希望の持てる一人一人が輝くまちづくりを目指して頑張ります。(よしだ・れいこ)  河内長野市議会の定数は20(4月の選挙から18)。共産党議員は6人。

投稿者 jcposaka : 2010年01月15日

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