>>>ひとつ前のページへトップページへ

日本共産党街頭演説(例)2009年11月4日(水) 

2009年11月05日

府委員会政策宣伝センター
 府民のみなさん。日本共産党です。
 国会では、鳩山首相の所信表明演説に対し、各党の代表質問が行われました。鳩山首相は「政治を変える」と繰り返しながら、後期高齢者医療制度の撤廃や沖縄の米軍基地問題など、自公政治からの転換が求められている「肝心要(かんじんかなめ)」の問題については具体的に語りませんでした。日本共産党は、「政治を変えてほしい」という国民の期待に応えるために、切実な要求の実現を求めるとともに、新政権の問題点をただしました。「建設的野党」としての役割を発揮してがんばります。みなさんのいっそうのご支援をお願いいたします。
 雇用の問題では、志位委員長は、失業者への支援とともに、使い捨て労働をやめ、人間らしい労働のルールをつくることを強く求めました。志位委員長の質問に対し、鳩山首相は「企業が安易な雇用など行わないよう、指導を徹底していく」と前向きの答弁を行い、派遣法の改正でも、来年の通常国会への法案提出を初めて言明しました。政治を前に動かす大きな成果ではないでしょうか。
 後期高齢者医療制度の問題では、鳩山首相は、「廃止」を明言していますが、「たびたび見直して混乱を生じてはいけない」「新制度へ移行するときに廃止」と、いますぐ元に戻すことを拒否しました。志位委員長は、「延命させればさせるだけ『差別への怒り』を広げ、2年ごとの保険料引き上げという痛みを増す」と、公約通り一刻も早い廃止を求めました。
 沖縄の普天間基地の問題では、来日したゲーツ国防長官に「11月にオバマ大統領が来日するまでに名護市辺野古への新基地建設を認めよ」と迫られ、岡田外務大臣や北沢防衛大臣は普天間基地の「県内たらい回し」を認める発言を重ねています。これは公約に違反し、沖縄県民を裏切る行為ではありませんか。志位委員長は、「新基地建設は許さないという県民の思いをしっかりと受けとめ、本腰を入れた対米交渉を行え」と迫りました。
 みなさん。同じ野党でも、自民党や公明党はどうでしょうか。自民党は消費税の増税や沖縄における米軍新基地建設の強行を求め、公明党は後期高齢者医療制度をずっと続けることを求めるなど、国民が下した審判になんの反省もありません。
いま国会では、民主党政権がこれまでの政治を変える要の問題で後退の態度を示しています。そのもとで国民のみなさんの願いに寄り添って、政治を前に進める日本共産党と自公政権時代に引き戻そうという自民・公明の姿が浮き彫りになってきました。来年の参議院選挙では、この国民の期待に応え、鳩山政権に対する不安や批判を代弁して問題点をただす日本共産党をぜひ大きくしてください。日本共産党は清水ただし大阪市会議員・党大阪府委員会国民運動本部長を先頭にがんばります。
この機会に日本共産党の「しんぶん赤旗」をぜひご購読いただきますようお願いしまして、街頭からのお願いを終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。


(下記ビラを右クリック→ダウンロード)

投稿者 jcposaka : 2009年11月05日

トップページへ ひとつ前のページへ ページ最上部へ
ご意見・ご要望はこちらから