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新しい日本の道語りぬく 日本共産党・近畿ブロック比例候補の訴えから

2009年08月01日

 いよいよ歴史的な総選挙が行われる8月。 猛暑の中、 日本共産党の近畿ブロック比例代表候補が先頭に立って、 自公政治に決定的な 「審判」 を下し、 新しい日本の道をめぐる 「選択」 を全力で訴えています。 1回目は井英勝、 宮本たけし両候補の演説 (一部) を紹介します。

9条守り自主・自立の外交を
井英勝候補(66)
前衆議院議員
世界に広がる平和の流れ

 皆さん。 いま、 世界の流れは大きく変わっています。 かつてベトナム戦争中の1971年、 私は北爆の激しかった北ベトナムに1カ月間、 戦争調査に行きました。 アメリカはクラスター爆弾や枯葉剤はじめ、 残虐非道な兵器を使っていました。

その爆撃機が飛んだ基地はフィリピンやタイ、 インドネシアにあり、 アメリカと軍事同盟を結んで基地を置くだけでなく、 アメリカの命令で軍隊をベトナムに送って、 一緒に戦争することまでしていました。  しかしベトナム戦争後、 敵対していたベトナムとアジア10カ国が東南アジア諸国連合 (ASEAN) をつくりました。 どんな紛争も、 武力は使わず、 平和的な外交交渉で解決するという新しい流れが広がってきました。  その流れはさらに広がり、 ASEANとの平和協力の基礎となる基本条約、 東南アジア友好協力条約 (TAC) に、 アメリカも加入しました (7月22日)。 加入を決めている欧州連合 (EU) も含めると、 世界人口の7割に達しようとしています。

競い合う自公民

 紛争を武力ではなく、 平和的な外交交渉で解決するというのは、 日本国憲法そのものです。
 憲法9条を守り、 アメリカとの軍事同盟に縛られない自主・自立の平和外交を進めていこうと、 日本共産党はこれからの日本の進路として呼び掛けています。 こういう当たり前のことを、 ご一緒にやっていこうではありませんか。
 この世界の流れに逆らっているのが、 日本の国内政治です。 自衛隊の海外派兵という点でも、 憲法9条を変えるという点でも、 消費税増税という点でも、 さらに憲法守れという声を国会から議席として締め出す衆院比例定数削減という点でも、 自民・公明両党も、 民主党も、 同じ立場で競い合っています。
 ルールある経済社会をつくる、 新しい日本の進路を切り開くためにも、 日本共産党の躍進へ党派を超えたご支援をお願いします。

軍事費削り、暮らしに回せ
宮本たけし候補(49)
元参議院議員
消費税増税には断固反対

 この間、 自民・公明が組んで、 本当に悪い政治が続いてきました。 消費税増税をたくらむ。 後期高齢者医療制度で、 お年寄りを差別医療に平気で投げ込む。 「安心100年」 と言いながら、 年金制度はぼろぼろです。

 東京都議選でも、 「自民・公明もうごめん」 という厳しい審判が下りました。 今度こそ国の政治でも、 自民・公明の政治を、 力を合わせて終わらせようではありませんか。  問題は、 自民・公明の政治が終わった後、 どんな政治を開くのかが問われていると思います。 口を開けば消費税増税という議論が出てきています。 自民党は2年後の2011年には増税することははっきり打ち出しています。 公明党もマニフェストで消費税増税を掲げました。 情けないことに、 民主党もやがては消費税を上げるとマニフェストに書いてあります。

英国は消費税減

  「どの党がやっても消費税は上るのでは」 と、 商売をやっておられる方からも、 半分、 あきらめの声が出ています。 そうではありません。 イギリスでは、 昨年12月から消費税を2・5%下げました。
 アメリカではオバマ大統領が、 これから10年間で軍事費を140兆円削り、 大金持ちに90兆円の増税をすることを打ち出しています。 海外に出ている多国籍企業から20兆円増税します。 そのお金で医療や福祉をしっかりやり、 庶民に減税する政策です。
  「軍事費削って暮らしに回せ」 「大企業や高額所得者にきちんと負担を求め、 国民の暮らし・福祉充実を」 と頑張っているのは日本共産党だけ。 アメリカでオバマ大統領がやり始めた改革くらいのことは、 日本の政治でもやろうではありませんか。
 消費税増税には断固反対して、 民主党のお尻をたたいて、 良いことは進める。 悪いことをし始めたら、 皆さんと一緒になって民主党中心の政権をきっぱりチェックする仕事を、 日本共産党にやらせてください。

投稿者 jcposaka : 2009年08月01日

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