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議会の窓 四條畷市 岸田敦子市議団長

2009年06月25日

 今年度は、 市民の長年の願いや議員団の要望がいくつか実現しました。

 1つは、 市内全小・中学校の耐震工事と全教室へのエアコン設置が3年間で実施されることで、 議員団と市教組が毎年要望してきたものです。 妊婦健診の公費負担14回への拡大や学校プール改修、 図書館のインターネット予約サービスも実現し、 いっせい地方選挙で議員団が2人になったことも力になっていると感じます。  しかしその一方、 住民の声を尊重しない問題点も多くあります。 一番の問題はごみ焼却場建設。 交野市と一部事務組合で行っていますが、 新炉建設予定地周辺の住民が強く反対しているにもかかわらず、 建設に向けた議論や環境影響調査は着々と進めています。  また、 市長は大型店イオンの誘致に力を入れていますが、 地元商店街では 「大型店出店反対」 ののぼりを立て反対を表明。 地元商店がつぶれるとまち全体が衰退するとの不安の声に耳を貸さない姿勢も問題です。  この他にも、 9月実施予定の学校給食民間委託や府下最低の乳幼児医療費助成制度など、 これらの課題を住民と共に解決していきたいと考えています。  また、 四條畷市には貴重な歴史遺産が多くあり、 蔀屋北遺跡では馬一頭の全身骨格が出土、 田原では天正9年 (西暦1581年)が刻まれた日本最古のキリシタン墓碑発見等々、 これらを市民と勉強するため他党議員とも協力し、 7月19日に 「なわての歴史」 という市民講座を企画。 12月にはシンポジウムも予定しています。 党派を超えて四條畷の活性化につながる取り組みを成功させたいです。 (きしだ・あつこ 四條畷市会議員団団長)

 四條畷市議会の定数は16人。 党議員は2人。

投稿者 jcposaka : 2009年06月25日

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