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総選挙 こんどこそ共産党 希望ある日本つくろう 志位委員長「2つの旗印」訴え ルールある経済社会/自主自立の平和外交

2009年06月11日

 21世紀の日本の進路が問われる総選挙が目前に迫る中、 日本共産党の志位和夫委員長を迎えた街頭演説が8日夕、 大阪市中央区の難波・高島屋前で行われました。 志位氏は 「日本の進むべき道」 として日本共産党が掲げる 「2つの旗印」 について分かりやすく訴え。 約6千人の聴衆からは、 「こんどこそ共産党に伸びてほしい」 「絶対に総選挙で勝ちたい」 などの感想が寄せられ、 熱気にあふれました。 (2面に志位委員長の演説のポイント、 関連記事)

 山中智子大阪市議の司会で始まった街頭演説。 宣伝カーの前には、 比例近畿と大阪13区の重複立候補の井英勝衆院議員を含む19選挙区の全候補者が勢ぞろいしました。  比例近畿候補の宮本たけし元参院議員は、 経済政策や核兵器廃絶問題で、 志位氏の米オバマ大統領への書簡に基づいて各界との対話を続けてきたことに触れ、 「日本共産党の 『旗印』 が、 日本の進路を求める方々と響き合い、 国民みんなの 『旗印』 になりつつある」 と述べ、 「こんどこそ勝利したい」 と決意を語りました。  井議員は、 経済不況の中で、 「こんなことでは日本の将来はない。 人は宝。 派遣切りはできない」 と語る大阪の中小企業経営者の声や、 国会質問を受けて、 中小企業庁が東京都大田区の貸し工場の実態調査に動いていることを紹介し、 「政治とカネの問題でも清潔な党だからこそ、 いつも国民の立場ではっきり物が言える」 と語りました。  大きな拍手と歓声を受けて語り始めた志位氏は、 「財界・大企業の横暴勝手を抑え、 国民の生活と権利を守る 『ルールある経済社会』」 と 「異常な 『軍事同盟絶対』 の政治から抜け出して、 憲法9条を生かし、 世界とアジアの平和に貢献する 『自主・自立の平和外交』 を築く」 という 「2つの旗印」 について縦横に語り、 「共産党を伸ばし、 国民が安心して暮らせ、 希望ある日本をつくろう」 と呼び掛けました。

「民主も自民も一緒 よく分かった」

 枚方市からつえをつきながら来たNさん (60) は、 現在、 脳こうそくのリハビリ中。 「自民党になろうが民主党になろうが、 弱者に目を向けた政治や国民が中心の政治にはならないことが、 きょうの演説でよく分かった。 比例の議員を減らすことなどを言っている民主党に政治を任せたら、 今後、 大きな過ちを犯すのではないかと思った。 今度の選挙は、 将来の日本がどうなるかがかかった大きな局面として、 真剣に考えたい。 共産党に伸びてほしい」 と話していました。
 大阪市西成区から来た井上和郎さん (80) は、 「戦中は学徒動員、 戦後は日雇いで働いてきた。 トヨタや旧国鉄で、 企業の違法行為を見てきた。 自分は年をとり政治に関心がなくなっていたけれど、 多くの労働者がたたかっていると聞き、 うれしく思った」 と語っていました。

投稿者 jcposaka : 2009年06月11日

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