>>>ひとつ前のページへトップページへ

新型インフル 人の確保 政治の力で 関空・泉佐野病院など調査 井・山下・宮本氏らが訪問

2009年05月07日

 新型インフルエンザA (H1N1) の感染者が世界的に拡大する中、 日本共産党の井英勝衆院議員、 山下芳生参院議員、 宮本たけし元参院議員らは1日、 関連施設を調査。 空港など 「水際」 での検疫体制強化、 感染者の早期発見と治療、 人から人への2次感染抑止など地域保健・医療体制の現状と課題を聞きました。

 一行が訪ねたのは関西国際空港と感染症センターが併設されている市立泉佐野病院、 大阪府の感染症担当課など。 調査には黒田まさ子府議、 わけ豊衆院19区国政対策委員長、 伊藤百合子泉佐野市議らが同行しました。  関西空港総務部の担当者は、 新型インフルエンザ発症例のある米国からの直行便(1日2便)到着時、 厚生労働省検疫官による乗客全員の検査が実施されると説明。 一方、 米国やメキシコなどから第3国を経由して入国する乗客らへの情報収集など対策は不十分な点が浮き彫りになりました。  市立泉佐野病院では10床設置された感染症病床などを案内され、 種子田護総長らは、 「『水際』 で感染症を封じ込めるという重要な役割を担っており最善を尽くしたい」 「医師不足や補助金削減の中で体制確保は極めて困難。 一番の問題は医師や看護師など人の確保であり、 政治の力でお願いしたい」 と述べました。  大阪府健康医療部地域保健感染症課の野田哲郎副理事長は、 感染の疑いのある人を集中的に診察し患者かどうかを見極める 「発熱外来」 の開設計画や帰国者などから24時間受け付けている電話相談の状況などを説明。 「感染症病棟は急に増やすことは困難」 と述べ、 財源や医師確保などの課題を指摘しました。

投稿者 jcposaka : 2009年05月07日

トップページへ ひとつ前のページへ ページ最上部へ
ご意見・ご要望はこちらから