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米イージス艦入港 大阪南港 安保実行委など抗議

2009年05月01日

米イージス艦南港に入港 米第7艦隊所属のイージス駆逐艦 「ジョン・S・マッケイン」 (8315d)が4月23日午前、 大阪港に入港、 住之江区・南港の食品埠頭J岸壁に接岸しました。 大阪港への米艦船の入港は94年10月以来11回目です。

 入港目的は 「友好・親善」 となっていますが、 同艦はイラク戦争にも出撃し、 核弾頭も搭載できるトマホークミサイルを約70発も発射。 接岸時刻に合わせて、 安保破棄大阪実行委員会、 大阪原水協、 大阪平和委員会、 非核の政府を求める会が呼び掛けた抗議集会には50人が参加し、 日本語、 英語で 「平和な港に軍艦はいらない」 「アメリカ軍艦は大阪港から出て行け」 などと唱和しました。  抗議集会には日本共産党の宮本たけし衆院近畿比例候補や安達義孝大阪市議も参加。 リレートークで宮本氏は、 入港と同じ日に衆院で自公両党が 「海賊対処」 派兵新法案の採決を強行しようとしていることを指摘し、 「日米軍事同盟に基づく海外派兵が、 危険な一歩を踏み出そうとしている日に、 平和な大阪港に入港するのは許せない」 と訴えました。  大阪港へは94年10月にミサイルフリゲート艦 「クロムリン」 が、 米艦船として27年ぶりに入港を強行しました。 これを受けて同年11月の大阪市会では 「大阪港の平和利用に関する決議」 を全会一致で可決し、 大阪港の軍事利用に反対する意思を明確にしました。  しかしそれ以後も米艦が9回入港。 06年からは毎年、 昨年は3月と11月の2回入港し、 大阪市会の決議を踏みにじって大阪港の軍事利用がエスカレート。 大阪、 兵庫両府県の安保破棄実行委員会など8団体の代表らは4月21日、 大阪市港湾局に入港を拒否するよう厳しく申し入れました。

投稿者 jcposaka : 2009年05月01日

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