>>>ひとつ前のページへトップページへ

共産党を隅々まで 大阪・住吉区苅田北支部 命守る活動に力 孤独死二度と起こさせない 人間が大事にされる社会に

2009年02月12日

 大阪市住吉区の日本共産党苅田北支部。 支部の担当地域で先月、 元派遣社員男性が孤独死しました。 支部では 「二度と起こさないよう私たちが頑張ろう」 「人間が大切にされる社会にする活動は共産党でこそ」 と話し合い、 生活相談や訪問行動など、 住民の命を守る活動に足を踏み出しています。
 1月中旬、 同区苅田のマンションで元派遣社員の男性 (49) が死亡しているのが発見されました。 所持金は90円、 胃には何も無く、 餓死した可能性があると報じられています。 男性は住吉区役所の生活保護の窓口に相談に訪れましたが、 担当者は申請をさせず帰したことが分かっています。

身近でこんなことが

  「いつも宣伝してる場所やのに。 ハンドマイクだけでは届かなかったんか」 「身近でこんなことが」。 事件を知った苅田北支部に衝撃が走りました。
  「ワンルームマンションなどは、 あまり回れてなかった。 隅々まで共産党を知ってもらわないと」。 その後開いた支部会議でも議論を重ね、 これまでにあまり行ったことのないマンションなども戸別訪問し、 顔を見て、 声を掛けることが大事と、 全戸を対象にした訪問行動を開始。 「日本共産党 生活・労働・福祉なんでも相談 無料」 と書かれた、 党事務所の連絡先入りのカードを持ち、 ちばあつこ衆院大阪3区候補や井上ひろし市議などとともに、 地元のマンションの1階から順に回っています。
  「お困りのことはありませんか」 と訪問すると、 多くの人が顔を出します。 「出てくる人は一様にうれしそう。 みんな独りで寂しく暮らしているんだと感じた。 訪問を待ってるよう」 と一緒にまわった支部員と話す支部長の浦山幸子さん (63)。 対話の最後には 「何かあれば、 連絡してください」 と伝えています。

役所への申し入れを

 浦山さんら支部では、 役所の対応にも疑問を投げ掛けます。 「大変な思いで役所の窓口に相談に行ったはず。 それを門前払いなんて許せない。 窓口に生活保護の申請用紙を置いておき、 すぐに申請ができるようにすべき」 と、 今後、 役所にも申し入れる準備を進めています。
 支部ではほぼ毎月、 地域懇談会を開催。 2月は派遣切りとたたかう労働者の話を聞き、 語り合います。 若い世代にも参加してもらおうと、 青年とも協力してビラをまく予定です。
 今回の事件の大本にある政治悪をなくそうと、 支部では総選挙勝利に向けても議論。 浦山さんは 「地域の人ときめ細かくつながって、 対話活動をしていきたい。 人間が大事にされる社会を目指して頑張ります」 と語ります。

投稿者 jcposaka : 2009年02月12日

トップページへ ひとつ前のページへ ページ最上部へ
ご意見・ご要望はこちらから