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残して 国際児童文学館 竹下景子さんも「存続を強く望みます」

2009年02月06日

 吹田市の万博公園内にある大阪府立国際児童文学館で1月31日午後、 女優の竹下景子さんを迎えた朗読とトークが開かれ、 約100人が参加しました。

 橋下徹知事が昨年、 府立中央図書館への国際児童文学館の移転・統合を打ち出したことに、 各界の著名人が存続を求めるメッセージを寄せました。  竹下さんもその一人。 「子どもにとって、 良い本は一生の友達。 それらの本達と出会える大阪国際児童文学館は県をこえて、 国の、 いえ、 世界の宝物です。 存続を強く希望します」 と、 いち早く訴えていました。  今回のイベントでは、 大阪センチュリー交響楽団メンバーによる弦楽四重奏を織り交ぜながら、 竹下さんは宮沢賢治の 「よだかの星」 「セロ弾きのゴーシュ」 の一節を朗読。 トークでは同館について 「世界に向けて大きな価値あるもの」 と語りました。   「中学1年の国語の教科書で出会った 『よだかの星』 の朗読があると知って参加した」 と言う大阪市の女性 (47) は、 「これまで児童文学館についてまったく知りませんでしたが、 竹下さんの話を聞いて、 かけがえのない役割が分かりました。 文化は心の糧、 人と人とをつなげるもの。 私も存続を求めます」 と話していました。

投稿者 jcposaka : 2009年02月06日

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