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新年のごあいさつ 日本共産党大阪府委員長 山口 勝利

2009年01月01日

 新年あけましておめでとうございます。 二十一世紀も早や九年目を迎えました。 今年は総選挙で前進・躍進を切り開く大事な年となります。 本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

 昨年は大阪府知事選挙が、 新年の幕開けとなりました。 橋下大阪府政は、 府民が期待したものとは大きくかけ離れ、 その行方に新たな不安が広がっています。 梅田章二さんを先頭に訴えた府政の改革の方向、 ご支持をいただいた一票一票の値打ちがあらためて輝きます。 日本共産党は、 大阪府、 大阪市をはじめ各市町村で、 住民の利益を守り地方政治の真の改革めざし力をつくしてきました。 本年も、 地方議会や住民運動のとりくみに、 新たな決意でとりくんでいきます。  国の政治では、 福田首相が再び政権を投げ出し、 自公政治の深刻さがあらわになりました。 麻生内閣は、 短期間に国民世論に追い詰められ、 文字通りの末期的状況におちいってしまいました。 「自民党と民主党に違いがない」 「二者択一の政権選択に飽き足りない」 の声が広がってきました。 アメリカいいなりと大企業本位の政治のゆきづまり、 この 「二つの政治悪」 を乗り越えることが、 日本の政治にいま求められる大きな課題であることが浮かびあがっています。 いよいよ、 政治の中身を変え 「国民が主人公」 の民主的政権への道を切り開くために、 総選挙に勝利することが今年一番の大仕事です。 みなさんの大きなお力添えをお願いいたします。  大阪府政と府民利益を守る各分野のとりくみ、 後期高齢者医療制度廃止のたたかいなど、 府民運動が大きく広がっております。 日本共産党は、 たたかいと結んで、 雇用、 医療、 社会保障、 教育、 農業、 環境、 税金、 憲法など、 国政と地方政治で政治論戦を繰り広げ、 政治を動かしてきました。 いま雇用破壊と府民生活の深刻な状況が日々進行しており、 暮らしと営業を守ることが緊急の課題となり、 労働者や業者のたたかいが大きく広がっています。 雇用破壊は政治災害であり、 メガバンクの貸し渋りなど、 政治が解決の責任を果たさなければなりません。 労組・団体のみなさんと力をあわせ全力をあげていきます。  みなさんのご協力のもとに、 「綱領を語り、 日本の前途を語り合う大運動」 にとりくみ、 「集い」 「シンポ」 「演説会」 などに十数万人の方々にご参加をいただき、 政治改革の方向を語り合い、 日本共産党へのご理解を深めていただくことができました。 「ルールある経済社会」 「今なぜ日本共産党か」 など、 綱領路線と党自身に注目が広がっています。 大阪でも、 若い世代を先頭に入党者が増え、 「しんぶん赤旗」 「大阪民主新報」 の読者の輪が大きく広がりました。 総選挙勝利へ実力をつけ、 もてる力を総発揮するために、 さらに党の建設に励んでまいります。 みなさんのご協力を心からお願い申しあげます。  みなさまのご健勝を願って、 新年のごあいさつとさせていただきます。

投稿者 jcposaka : 2009年01月01日

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