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人間らしい医療取り戻そう 共産党豊中市議団がシンポ

2008年10月03日

 日本共産党豊中市会議員団が 「安心・安全な医療のために 救急・地域医療シンポジウム」 を豊中商工会議所で開催=写真。 地域の民生委員、 市民ら110人が参加しました。
 シンポジウムでは村田光弘・豊中市消防本部救急課長、 東孝光・豊中市立病院救急部長、 甲斐達朗・済生会千里救急救命センター長、 宮本たけし・日本共産党元参院議員・衆院比例近畿ブロック候補の4氏が各立場から発言。
 村上氏らは、 同市には救急処置が必要な患者を受け入れる三次救急医療機関が3カ所あり、 府内でも恵まれた地域だとした上で、 医師・看護師不足などから二次救急の受け入れを辞退する病院が生まれていることなども報告。
 さらに村上氏は、 「医師不足や医療体制の問題は国、 府の対応が大前提だが、 よりよいサービスをと私たちも努力している」 と述べ、 病院側から見た救急診療の問題点として東氏は、 入院のための病床確保、 医師・看護師の確保、 院内の協力体制、 受診患者数の多さなどを挙げ、 甲斐氏は、 府の補助金が削減された場合、 三次救急医療施設は生き残れるだろうかと問題を投げ掛けました。
 宮本氏は現場の努力をねぎらいつつ、 医療費や社会保障費を削減し続けている国の姿勢を批判。 米軍への思いやり予算や政党助成金などを削れば毎年2200億円の社会保障費削減などはしなくても済むと強調しました。
 会場からも質問が相次ぎ、 パネリストがていねいに回答。 参加者からは、 「人間らしい医療を取り戻すためにも医師や患者、 家族や国民全体が絶えず問題提起し政治を正さなくてはと思った」 などの感想が寄せられました。

投稿者 jcposaka : 2008年10月03日

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