９月定例府議会が19日開会しました。 会期は10月15日までの27日間。 「大阪維新プログラム案」 で府民施策の廃止・縮小を進める一方、 「関西州」 を理由に財界が要求する高速道路などの開発は推進する橋下府政の姿勢が問われます。
　開会日に府民連 （府民要求連絡会）、 大阪城公園内の教育搭前で開いた府民集会には約３００人が参加し、 府庁周辺をデモ行進しました。
　集会では日本共産党府議団を代表して、 小松久府議が連帯あいさつ。 各分野の決意表明では、 「医師・看護師不足で患者に寄り添う医療ができない。 こんなときに患者負担の引き上げを狙う橋下知事は自公政権と同じ」 （大阪民医連）、 「知事の暴言、 教育介入は、 教育を支配の道具に変質させる財界の意向を受けたもの。 本当に 『子どもが笑う大阪』 目指し奮闘する」 （教育文化府民会議）、 「知事の盗撮は、 公権力から基本的人権を守ることを保障する憲法をないがしろにするもの」 （自由法曹団大阪支部） などの発言がありました。

堀田府議が29日に代表質問　　

　日本共産党は29日に堀田文一議員が代表質問、 ９月30日に小谷みすず議員、 10月１日にがもう健議員がそれぞれ一般質問に立ちます。

「経費削減素案」撤回を
市会開会日に決起集会

　大阪市の平松邦夫市長が４日に発表した経費削減素案をめぐり、 大阪市議会開会日の18日、 同市北区の中之島公園女神像前で、 「許されへんで！経費削減素案撤回を求める市民決起集会」 が開かれ、 ３００人が参加。 集会後、 ＪＲ北新地駅までデモ行進し、 「市民サービス切り捨ての経費削減素案反対」 「敬老パスの一部有料化反対」 などとアピールしました。
　集会冒頭、 市対連の是枝一成事務局長があいさつ。 財政危機の原因は無駄な大型開発や不公正な同和行政だと指摘。 「貧困と格差拡大の中、 苦しい市民生活に追い打ちをかける経費削減素案の全面撤回へ共同を広げよう」 と呼び掛けました。
　各分野からの報告で年金者組合府本部の代表は、 「敬老パス存続へ全力を挙げたい」 と述べ、 大阪市学校園教職員組合の代表は、 「学校教材に使う維持運営費を減らさないで」 と強調。 市役所労組の代表は、 「借金の穴埋めのために市民サービスと職員の人件費を削減する市政の転換へ頑張っていきたい」 と述べました。
　日本共産党大阪市議団を代表して、 山中智子市議が連帯あいさつしました。