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医療問題シンポに134人 共産党東大阪市議団が主催

2008年06月13日

 日本共産党東大阪市議団が8日、 東大阪市立文化会館で医療シンポジウムを開き、 市民ら134人が参加しました。  シンポジウムでは4人が発言しました。

 東大阪市消防局の西村博之警備課総括主幹は、 核家族化で増える独居老人や、 かかりつけ医を持たない若者層などの増加に伴い、 救急医療の役割が重要になっていることを示し、「行政に働き掛けていく」 と述べました。  市立総合病院の高間俊郎副院長は、 医師や看護師が走り回り、 患者の怒号が飛ぶ夜間の病院の様子を紹介、 「救急隊員と医師、 患者の皆さん、 共に力を合わせ、 地域医療を守りましょう」 と訴えました。  府立中河内救急救命センターの塩野茂所長は日本の救急医療の概要を説明し、 「救急にも地域格差がある」 と話し、 府北部や府外からの急患も受け入れてセンターが常に満床に近い実態を紹介しました。  日本共産党の井英勝衆院議員は、 医学部定員削減や医療費抑制政策を進めてきた国の姿勢を批判し、 米軍への 「思いやり予算」 や道路特定財源など税金の使い方の問題に触れ、 「みんなで声を上げれば政治は変わります」 と話しました。  各パネリストの、 日常業務での悩みや問題意識など、 普段聞けない話に、 「テレビなどで (救急従事者の大変さは) 見ていたが、 実際に話を聞いて、 私たちも協力しなければと感じた」 などの感想が出されました。

投稿者 jcposaka : 2008年06月13日

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