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後期高齢者年金天引き 「高いなあ」ためいき。

2008年04月17日

●大阪

 大阪市の北区役所前では十五日、大阪社会保障推進協議会、大阪高齢者運動連絡会などの有志が緊急宣伝行動に取り組みました。
 「『長寿医療制度』というなら無料にするのが当たり前。かつては国の高齢者医療費無料の制度がありました。国民の命を脅かす米軍へ『思いやり予算』を注ぎ込んでいるが、思いやる相手がちがいます」とマイクを握って訴えた福山修吉郎さんBEは独り暮らし。月額十五万円を切る年金から、家賃八万二千円を払っています。現在、内科、眼科、整形外科を受診していますが「今後、今までのような医療を受けられるか不安」と語りました。


 区役所の保険年金窓口には、電話で保険料の問い合わせが相次ぎ、「年金から引かないでほしい」と訴える市民もいるといいます。「制度がややこしい」と担当者も困惑していました。
 つえをついて市役所を訪れた七十七歳の男性は、「口座からの引き落とし額は一万八千円。高いなあ。妻は六十九歳なので国保料を払わなくちゃいけない。合計でこれまでの倍くらいになる。みんなが文句を言わな変わらんのちゃいますか」と話しました。
●東大阪
「ホンマにひどい」「やめてほしい」「年金から引かれて頭にくる」「介護保険と合わせて何ぼとるのか分っているのか!」||。後期高齢者医療制度の年金からの天引きがはじまる十五日、日本共産党東大阪市議団と各支部は、前日に引き続き制度の中止・廃止を求めて駅頭やスーパー前で宣伝。怒りの声が次々寄せられました。近鉄小阪駅前では九人の議員団がそろって宣伝しました。

投稿者 jcposaka : 2008年04月17日

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