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後期高齢者スポット例

2008年04月26日

(赤旗4・5月号外)
長さ、言い回しは工夫して下さい。

■ご町内の皆さん(挨拶略)
この4月から、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度が始まりました。
福田首相はあんまり評判が悪いので長寿医療制度だと、呼び名を変えてごまかそうとしておりますが、とんでもありません。中身がわかればわかるほど、みなさんの怒りの声が広がっています。
 日本共産党は、この制度の内容をしらせる「「しんぶん赤旗」号外を配布して、政府に対して中途半端な見直しでなく廃止せよと要求して全力でがんばっています。署名運動にもぜひご協力ください。(また、疑問や相談がございましたらお気軽に日本共産党の議員や生活相談所までおよせください)

■みなさん、後期高齢者医療制度は七十五歳になれば、いやでもこの制度に入れられます。収入がゼロでも「扶養家族」でこれまで支払う必要がなかったひとでも、すべての人が保険料を取られます。しかも一万五千円以上の年金があれば、有無を言わず天引きされます。
 保険料は二年ごとに見直され、今後七十五歳以上の人口が増え、医療費が増えるのに従って自動的に引き上げられる仕組みです。保険料はどんどん上がり、団塊の世代が七十五歳になったときには、今の保険料が二倍以上になります。年金が少なく天引きできない人が滞納すれば保険証の取り上げられます。血も涙もない高齢者いじめではありませんか。

■保険料負担だけでなく、もう一つ重大な問題があります。七十五歳を超えたというだけで、病気の予防から病院の外来、入院、終末期までうけられる医療にひどい差別がもちこまれます。
 健康診断は行政の義務ではなくなります。治療費に「保険でできるのはここまで」と定額制が導入され、必要な検査や治療が受けにくくなります。病院から追い出しをすすめる新しい仕組みがつくられ、終末期にお金を欠けないようにと「在宅死」をふやす仕組みまでつくられています。

■なぜこんなひどい制度をつくったのでしょうか。日本共産党の国会追及に政府は七十五歳以上は「複数の病気にかかり治療に時間がかかる」「いずれ死をむかえる」とこたえています。ようするに高齢者にお金をかけるのはもったいないというのです。皆さんから「現代のうばすて山」という批判が出るのも当然です。
 こんなひどいこと制度を、いつ、だれが決めたのでしょうか。二年前の五月一七日、小泉内閣で自民党と公明党が強行採決しました。公明新聞の六月十五日付は「公明党の主張が随所に反映」されたと、手柄にしています。

■自民・公明党はお金がないからといいますが本当にそうでしょうか。ムダな道路など税金のムダ使いを改め、税金を大まけにまけている大企業にも適正な負担を求めるなど、その気になれば財源はあります。政府や自民、公明にないのは「福祉の心」です。
 日本共産党は、この後期高齢者の医療制度がつくられようとしたときからずうっと反対してきました。その反対の声がどんどん大きくなった結果、今国会では民主・社民・国民新党も加わり、4党共同でこの医療制度を廃止する法律が提案されております。全国で、お医者さんの団体や老人会などのみなさんも廃止運動に立ち上がるなど、世論の力がおおきくなっています。引きつづきこの制度の廃止へともにがんばりましょう。 今後とも、日本共産党へのご支持とご協力をお願いし、この機会に「しんぶん赤旗」と「大阪民主新報」のご購読をお願いし、この場からの訴えとさせていただきます。ご清聴、ご協力ありがとうございました。(一四十三字) 

投稿者 jcposaka : 2008年04月26日

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