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知事選 12日に府民大集会 明るい会谷真琴事務局長語る

2007年12月01日

 来年一月十日告示(二十七日投票)の大阪府知事選挙まで一カ月余り。明るい民主大阪府政をつくる会は十二日、日本共産党の市田忠義書記局長を迎えて「憲法が輝く大阪府政に!12・12府民大集会」を、なんば府立体育会館で開きます。集会成功に向けて、「明るい会」の谷真琴事務局長にききました。

 府政アンケートで府民から多くの要望が寄せられています。今でも一日三百通、このままいけば二万通を超えるでしょう。府政にもの申したいという方が本当に多い。構造改革による格差・貧困の広がりが大阪でも顕著です。生活保護の受給率は全国トップクラス。中小企業の倒産・廃業も相次いでいます。
 重税、負担増への怒り、暮らしの不安はものすごい。そこからもう一歩すすんで、「府政を変えてほしい」という声が寄せられています。“府民の声が府政を変える”、このことに依拠して、共同していけば、府政を変えることは可能です。
 太田知事の「政治とカネ」の問題で、府民の怒りが沸騰しています。あすの生活をどうすればいいか苦しんでいる庶民にとって、「関西企業経営懇談会」(関企懇)で三十分の講演に百万円など信じられない話です。当初、太田知事は平然としていましたが、府民の批判が高まり、二回目の会見でやっと謝罪しました。
 しかし、関企懇参加企業三十九社のうち二十一社が三十六億円にのぼる契約を府と結んでいたことが明らかになり、このうち八割が随意契約です。府政をめぐる利権の構造の中心に太田知事が座っているということです。知事の私腹を肥やし、知事を支える財界・企業の利益最優先の府政の実態が表面化したわけです。
 その一方で、太田知事は府民をなで切りにするような、福祉や教育の切り捨てをすすめ、黒田府政時代につくった老人医療制度もあとかたもなく崩してしまいました。こんなひどいことをなぜできるのか、この問いに今回の「政治とカネ」の問題が答えた形です。
 二期八年間一貫して太田知事を支えてきたのが自民・公明・民主の「オール与党」と関西財界です。しかし、太田知事を擁立できなくなった。府民全体の怒りが政治の動向を変えたといえます。参院選で示された民意が、ひきつづき大阪でも発展していると感じます。
 「オール与党」がどんな候補者をかついでも、これまでの府政の枠を変えることはできません。「明るい会」の梅田章二さんでこそ、府政の大もとを転換できます。
 梅田章二さんは、九月十三日の立候補表明以降、自治体首長、公立病院の院長、農協、商工会などと懇談してきました。その中で、「府政を変えてほしい」とこれまでにない期待が寄せられています。このチャンスをみんなの確信に、「明るい会」は府民としっかり結びついて必ず勝利する決意です。
 十二日の府民大集会では、府民の願いを持ち寄ってみんなが参加する企画を準備中です。また、市田忠義書記局長に、民意と運動が政治を変えていく流れが全国でも大阪でも発展していることを解明してもらい、温かい府政を取り戻す展望を語ってもらいたいと思います。

投稿者 jcposaka : 2007年12月01日

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