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国会議員の見学も拒否 寝屋川・廃プラリサイクル施設 山下参院議員が住民と懇談

2007年11月29日

発疹・呼吸困難 健康被害深刻

 寝屋川市の廃プラスチックリサイクル工場周辺の住民が、 悪臭や健康被害を訴えている問題で、 日本共産党山下よしき参院議員が11月19日、 現地を視察。 地元公民館で住民と懇談し、 リサイクル・アンド・イコール社の工場周辺と寝屋川市クリーンセンター内、 建設中の4市 (寝屋川、 枚方、 交野、 四條畷) 廃プラ処理施設=4市施設内を見学しました。

 工場周辺7つの自治会が参加する 「廃プラ処理による公害から健康と環境を守る会 (代表=牧隆三)」 のメンバーや、 工場近辺の職場での勤務経験のある個人ら約30人が、 「イコール社の操業開始にあわせて発疹と呼吸困難。 薬の副作用で全身が腫れているが、 操業差止請求裁判が終わるまで服用を続ける」 「市も府も保健所も、 何度要請しても健康調査を実施しない」 など、 健康被害と行政への怒りを訴えました。
 また 「空を覆い尽くすほどいたカラスが別の山に移り、 ハトの変死体も10羽見つかっている」 「犬や猫が工場周辺で突然倒れ、 けいれんした」 など、 動物の異常も報告されました。
 インターネットのウェブサイト上で 「希望者の方の工場見学を受け入れております」 と案内するイコール社ですが、 当日は工場内見学を拒否。 視察団にカメラを向け、 門を閉めるなどの対応をしました。
 4市施設は、 安全性の確保を理由に、 見学者を4人に限定しました。
 山下議員は、 「全国どこでも起こる可能性があり、 寝屋川の皆さんが先んじて声を上げたことは重要です。 住民の声に耳を貸さない民間企業や行政の対応は許しがたい。 政治家として全力を尽くします」 と述べました。

投稿者 jcposaka : 2007年11月29日

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