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「明るい会」府政アンケート 知事疑惑に怒り続々

2007年11月27日

 来年一月十日告示・二十七日投票の府知事選にむけ、「明るい民主大阪府政をつくる会」が取り組んでいる府政アンケートへの回答が約一万六千枚に達しています。意見欄への記入が非常に多いことが特徴ですが、ここ数日はとくに、太田房江知事の「政治とカネ」をめぐる問題での怒りと「明るい会」の梅田章二知事候補への期待が次々寄せられています。
 寄せられている回答者の七割近くが六十五歳以上で、約八割が「府政に不満」と答えています。
 「主に取り組んでほしいこと」の問いには、「国民健康保険、介護保険軽減」が第一、以下、「裏金問題・談合など不正の根絶」「同和行政の終結」「医師・看護師不足の解消」「介護サービスの充実」「大型公共事業の見直し」「正規雇用の確保・職場の無法の是正」「子育て支援」と続き、暮らし・医療への不安、無駄遣いや不正への怒りが強いことがうかがえます。
 意見や要望の特徴では、第一に多いのが重税・負担増への怒り、暮らしへの不安です。「最近になって保護費がだんだん減ってきています。一番つらいのは付き合いができないことです。葬式があっても長い付き合いのある友人にも香典が渡せない」「三人目の子どもがぜんそくになりました。小学生になってからは入院費も実費となり、苦しんでいる子どもを入院させるのをためらってしまいます」「高校の授業料高すぎ! 全国一とかあり得ない。クーラー代とか最悪!」などの悲鳴にも似た声が寄せられています。
 第二は、暮らしがきびしいときだからこそ、行政の無駄遣いや同和行政、政治家・公務員の不正に対し、向けられている目が非常に厳しいことです。
 「このチラシを見て『こんなムダづかい』のところでは、許せない。怒り心頭」「多くのプロジェクトをたちあげて失敗ばかり。そのツケは府民にもっていく。自分の金ならもっと慎重に検討するはず。赤字になったら府民のみなさまに払って下さいという理は通りません」「同和問題でも特別扱いはやめてほしい。いつまでもこんなのを続けないで」等々の意見が寄せられています。



○…太田知事は私腹をこやしてばかりでいるのですぐにでも辞職してほしい(六十代・男性)
○…大阪府のトップにトップにたつ者として太田知事は失格(七十歳以上)
○…身内の居宅を事務所にして高額支払うような知事に、心細く日々暮らしている高齢者のことなど理解できているとは思えない(七十歳以上・女性)
○…知事の講演一回五十万〜百万はダメ。私は年金月十八万です。今の知事はダメです(六十代・男性)
○…近頃報道されているような太田知事の金まみれの感覚に、こつこつ生活し、やっと子どもの教育費から解放された一
小府民には不快のひとことです(五十代・女性)
○…なぜシャープ一社に百五十億もの大金を支給するのか(六十代・男性)
○…「政治とカネ」はなぜなくならないのでしょう。府政にたずさわった時点で志が変わってしまうのでしょうか。庶民感覚では理解できないことが多いように思う(四十代・女性)


  
市田書記局長・梅田知事候補招き来月12日に大集会
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 「明るい会」は十二月十二日午後六時半から、大阪市浪速区のなんば府立体育会館で「憲法が輝く大阪府政に 12・12府民大集会」を開きます。
 日本共産党の市田忠義書記局長が講演。梅田知事候補が決意を表明します。
 会場へは地下鉄各線と近鉄、南海のなんば駅下車。午後六時開場。問い合わせは06(6363)0330同会まで。

投稿者 jcposaka : 2007年11月27日

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