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「О157対策」万全に 大阪市長に党市議団申し入れ

2007年08月18日

 日本共産党大阪市議団は九日、関淳一市長に対して、病原性大腸菌O157対策への緊急申し入れを行いました。大阪市からは、小山可比児市長室副室長、柊武男大阪市保健所感染症対策担当課長らが応対しました。
 大阪市北区の無認可保育施設「ポポラー大阪天六園」に通う園児五人がO157に感染し、うち三歳の女児が六日に死亡したことから、大阪市として早急に感染経路を特定し、二度とこのような事態が繰り返されないように万全の対策を講じることを緊急に求めたものです。
 申し入れは、O157などを原因とする腸管出血性大腸菌感染症は今年、例年を上回る勢いで発生していると指摘。行政の力を発揮して、一日も早く市民の不安をとりのぞき、市民の命と安全を守るために、?O157に関する情報を市民に提供し、市民の不安をなくすこと?緊急に市内の認可・無認可の保育所や高齢者施設に対して立ち入り調査をし、検便などの指導を徹底すること?予防・治療マニュアルなどを市民に知らせ、早期に的確な治療に取り組めるよう啓発活動を強めること|など六項目を申し入れました。
 柊担当課長は、「より具体的な予防方法などを啓発し、情報公開にも務めていきたい」などと話しました。

投稿者 jcposaka : 2007年08月18日

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