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いっせい地方選挙の結果について

2007年04月23日
日本共産党大阪府常任委員会

 いっせい地方選挙後半戦が、府下17市4町でたたかわれました。わが党が推薦した善戦・健闘し、市議・町議候補84人が当選することができました。前半戦での4議席と合わせて6議席前進し、大阪府議会、大阪市議会、一般市議・町議会のすべてで、議席と得票を増やし、07年いっせい地方選挙の全体で前進することができました。

 ご支持いただいた有権者のみなさん、ご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からお礼を申し上げます。この前進を力に、7月の参議院選挙の勝利を切り開いていく決意です。公約・住民要求実現のために力をつくし、新たな前進をめざします。いっそうのご支援を心からお願い申し上げます。

 寝屋川市長選挙で長野くに子候補が得票率44.8%を獲得し大健闘したことをはじめ、「オール与党」政治と住民の矛盾が激化するもとで、それと正面から対決する広範な市民と日本共産党の共同こそが、逆立ちした地方政治を転換していく道であることが一段と鮮明になりました。

 後半戦の17市4町の市議・町議選挙は、議員定数が36議席削減され、日本共産党落としの「反共シフト」が強められるなかでのたたかいでした。それを打ち破り、豊中市、池田市、高槻市、守口市、寝屋川市、四条畷市、熊取町で新たに議席を増やし、議席占有率を15.86%から17.46%に引き上げることができ、忠岡町では28.67%となりました。引き続き、府下すべての地方議会に議席をしめ住民の利益のためにたたかうことができます。

 有権者の最も強い願いは、福祉と暮らしの充実にありました。わが党は、「高すぎる国保料の引き下げ」をはじめ、介護、医療、保育所、子ども、ごみ収集など、切実な声に応える公約をかかげてたたかい、多くの共感をいただき支持を広げることができました。ムダ遣いをただし、同和行政を終結する訴え、住民のみなさんとともにとりくんだ数々の実績にも大きな声援をいただきました。ただちに公約実現のために全力をあげていきます。

 選挙戦は、「改憲手続き法案」、「米軍再編促進法案」が強行可決され、安倍内閣の「恐ろしい国」への懸念が高まるなかでたたかわれ、「9条を守りぬきます」というわが党の訴えにも、大きな共感が寄せられました。新たな決意で憲法と平和を守る運動にとりくんでいきます。

 いっせい地方選挙の総括は、大阪府委員会と各地区委員会で深めていきます。党支部と後援会でも議論をすすめ、全国的な経験や教訓もふくめて、参院選の力にしていくことが大事です。選挙戦への構え、政治・政策論戦、反共攻撃、「支部が主役」の活動、党勢拡大、情勢判断と対策など、前進したところも、競り負けたところも、活動の実際をもとにふかめ、新たな力にしていきましょう。

 7月の参議院選挙にむけ、引き続き、「他党・他候補を上回る活動」「得票目標の達成」の2つの基準を堅持し、宣伝活動、対話・支持拡大、党勢拡大、それぞれの目標をやりとげていきましょう。とくに、4月後半と5月前半の積極的な活動を組み立て、新たな住民運動や選挙結果の報告に踏み出していきましょう。

投稿者 jcposaka : 2007年04月23日

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