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いっせい地方選挙前半戦の結果について(声明)

2007年04月09日
日本共産党大阪府常任委員会

 4月8日におこなわれた、いっせい地方選挙前半戦、大阪府議選、大阪市議選、堺市議選で、わが党は全体として前進することができました。前進を喜ぶ声が大きく広がっています。マスメディアでも、大阪での結果を「野党としての存在感を示した」(「読売」)と評価しています。

 ご支持をいただいた有権者のみなさん、ご奮闘いただいた党員、後援会員、支持者のみなさんに、心からお礼を申し上げます。ひきつづき、15日から開始される後半戦、17市4町の市議・町議選、4市の市長選の勝利にむけて、ご奮闘、ご支援いただきますように、お願い申し上げます。

 大阪府議選では、前回の9議席から10議席に前進し、議案提案権を確保することができました。定数1の大正区(4期目)、定数2の西成区、堺市堺区、定数3の平野区で競り勝ち、得票数、得票率ともに前進しました。得票率が40%を超えた定数1の西淀川区、此花区、港区をはじめ、多くの選挙区で次への足場を築きました。

 大阪市議選では、前回の13議席から16議席に3議席増を果たし、得票数、得票率を前進させ、議席占有率を17.99%に高めました。定数2の福島区でトップ当選を果たし、議席を奪還した都島区をはじめ、定数3の5選挙区で議席を獲得しました。多くの選挙区で議席に迫る奮闘がありました。
 初の政令市議選となった堺市では8議席を獲得。議席占有率15.38%は、全国15政令市の中で、京都市、大阪市、川崎市に次ぐ第四位となりました。

 わが党は、「庶民への大増税ストップの願いは共産党へ」、「共産党をのばして自治体に『福祉の心』をとりもどそう」、「憲法9条守れの願いはこぞって共産党に」と訴えてきました。大阪での政治的対決点を鮮明にし、国保料・介護保険料の引き下げ、ケタ外れのムダ遣いをやめよ、同和の不公正行政の終結などを押し出し、住民要求にもとづくとりくみ、わが党議員団の実績や役割を広く訴え、府民の支持を広げることができました。

 また「オール与党」と対決する唯一の野党、日本共産党の姿を明らかにする努力を強めました。とくに選挙戦で“野党ポーズ”をとる民主党の真の姿を国政と地方政治の実態を示して浮きぼりにしてきました。大阪でのわが党の前進は、全体として「オール与党」、とくに自民党、民主党を抑えてきりひらいたものです。日本共産党の役割、値打ち、全体像を語ったことに、大きな共感と手ごたえがありました。

 「『支部が主役』の党づくりと選挙戦」を進めてきたことが、主体的な力を発揮する流れを強めました。それぞれの得票目標実現のために、知恵と力をつくされた党支部と後援会のみなさんに心から敬意を表します。この前進の流れを後半戦と参院選にむけて大きく発展させていきましょう。

 激戦に打ち勝った選挙区の経験に学び、僅差で競り負けた教訓をただちに今後に生かしていく必要があります。とくに、公明党など「オール与党」がすすめる、定数削減や共産党追い落としの策動を打ち破るために、新たな気概をもって立ち向かっていきましょう。公明党・創価学会の反共攻撃には、広い有権者から孤立させるところまで、反撃することが重要です。なによりも、宣伝、対話・支持拡大、党勢拡大の一つひとつの目標をやりとげ、自らの力で“風”をおこしていきましょう。

 いっせい地方選挙の結果は、後半戦のたたかいを含めてはかられます。ただちに後半戦のとりくみを強め、後半戦のないところは、後半戦の支援とともに、参院選の得票目標の実現に向けて、全力をあげていきましょう。  
   

以上

投稿者 jcposaka : 2007年04月09日

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