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「少子化・子育て支援を考えるシンポジウム」開催し、活発に論議

2006年11月11日
大阪市此花区梅花殿

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 日本共産党大阪府委員会と日本共産党大阪女性後援会は、11月11日、「少子化・子育て支援を考えるシンポジウム」を大阪市内で開き、行政担当者や保育園、子どもにかかわる団体などからの参加も含め、150人が集まりました。山下よしき参院比例候補・党府副委員長が開会あいさつ。宮本たけし参院大阪選挙区候補がコーディネーターをつとめました。

 シンポジウムでは、華頂短大社会福祉学科の藤井伸生教授が少子化問題の「構造」として長時間労働や保育所整備の遅れなどを指摘。こうした分野での対策の必要性とともに「対話・交流を大切にし、個人の問題にせず社会問題としてとらえることが重要」と強調しました。  1歳半と六ヶ月の子育て真っ最中の長岡美由紀さん(26歳)は、子育てでの困難として小児夜間救急がないことやベビーカーの移動が大変な交通バリヤフリーの遅れ、残業なしで生活できないことなどを語りました。

 婦人科医師の植木佐智子さんが、分娩を取り扱う施設が大阪ではこの2年で241から206へ減っていると紹介。「分娩に立ち会う産科医はからだも神経もすり減らしている」と述べました。

 小林みえこ参院議員が少子化の背景に大企業中心の政治のゆがみがあることを指摘し、党の政策を紹介しました。

 会場からは、「もう一人子どもがほしいが無理」「仕事と保育所と家しか行けず、夜にパソコンに向かっているお母さんもたくさんいる」という声や、地域での子育てネットワークの活動紹介などの発言が続きました。

投稿者 jcposaka : 2006年11月11日

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