おおさかナウ

2020年03月29日

4月12日告示の大東市長・市議選
新型コロナ 対策拡充を
天野・あらさき両市議候補が全力

 大東市長・市議選(4月12日告示、19日投票)が迫る中、日本共産党の天野かずゆき(49)、あらさき美枝(43)=いずれも現=の両候補は、新型コロナウイルスの影響を企業や医療・介護現場などから聞き取りつつ市へ申し入れを繰り返し、「市がため込む基金160億円を活用し、市独自の融資制度や休業補償など対策拡充のために全力を尽くす」と訴えています。
 市議選は定数17に19人が立候補する見通し。自民や維新が議席増を狙う激戦になっています。日本共産党は、現有2議席確保を目指します。
 新型コロナウイルスの感染者は、市内でも見つかっています。医療や介護の現場から、「支給するマスクの追加をしてほしい」「消毒液の確保ができるか心配」などの訴えが寄せられています。ある仕出し弁当店は、「予約が7割キャンセル。売り上げはいつもの3割くらいまで激減。このままでは持ちこたえられない」と悲鳴を上げます。
 日本共産党市議団は、東坂浩一市長や市教委へ3度申し入れ、予備費8千万円やため込んだ基金を活用した補正予算を組み、マスクの配布や事業者・フリーランスへの緊急助成、国保料の減免などを求めています。
 市は医療機関や保育所などへ災害備蓄用マスクの提供を始めましたが、依然「マスクが足りない」との声が、日本共産党に寄せられています。
 天野・あらさき両候補は「国の施策を待たず、従来の枠を超えた大規模対策を」と訴えています。
 また、小中学校給食費の無償化や子どもの医療費中学卒業まで窓口負担0化、高齢者や障害者へのタクシー代補助など、市民生活応援プランを掲げ、支持を広げています。
 市長選で日本共産党は、市民との共同で現市政の転換を目指します。

天野かずゆき市議候補

天野かずゆき市議候補

あらさき美枝市議候補

あらさき美枝市議候補

 

(大阪民主新報、2020年3月29日号より)

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