おおさかナウ

2019年09月15日

元維新の大阪市議に有罪
大阪地裁 市議選で買収

 4月の大阪市議選で、アナウンサーの手配に報酬を支払ったとして、公職選挙法(買収)の罪に問われた大阪市議(中央区選出)の不破忠幸被告(53)=大阪維新の会を離党=の判決が6日、大阪地裁でありました。中川綾子裁判長は「自ら買収行為に及び、選挙の公正を損なう犯行で責任は重い」とし、懲役1年、執行猶予5年(求刑懲役1年)を言い渡しました。
 判決などによると、不破被告は4月2日、アナウンサーを手配した女性と、手配を仲介した男性に報酬として計75万6千円を渡しました。
 不破被告は2015年の市議選で、大阪維新の会公認で立候補し、初当選。今回の市議選で再選されましたが、逮捕後に離党していました。

(大阪民主新報、2019年9月15日号より)

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