おおさかナウ

2019年08月25日

清水忠史の国会レポート
国会閉会中に議員がしていること

syuusyou4ku_shimizu_web 臨時国会は10月以降に開会の見通しと報道されています。閉会中にしれっと消費税率を引き上げることは許されません。日米貿易問題や、徴用工を巡る日韓問題、F35戦闘機の購入や森友疑惑など、閉会中審査も含めて今すぐに国会で議論することは山積しています。
 さて、国会の閉会中、国会議員は何をしているのかとよく聞かれます。国会はなくとも、議員として職責をしっかり果たさなくてはなりません。
 ひとつ目は国会報告。通常国会でどのような法案が成立し、日本共産党がどのような態度でどのような役割を果たしたのかについて、国民の皆さんに報告するのが務めです。
 ふたつ目は調査活動。私が所属する国土交通委員会は各会派の理事会メンバーが震災復興の状況調査で北海道へ。物見遊山的なものにならないよう、事前に行程のチェックも必要です。
 また、党独自の視察調査を行う大切な機会でもあります。安全対策が不十分である淀川左岸線高速道路2期事業の現状調査や、必要性が乏しく工事着工が見送られてきた滋賀県の大戸川ダムの建設予定地などでの調査、聞き取りを予定しています。これらは、臨時国会での論戦準備にも役立ちます。
 そして何より、党務に力を集中できるチャンスです。演説会やつどいで、日本共産党の影響力を広げていく活動。そして中間選挙支援。大阪では9月に交野市議選、東大阪市長・市議選がたたかわれます。勝利をめざして奮闘します。(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第1週に掲載)

(大阪民主新報、2019年8月25日号より)

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