おおさかナウ

2018年09月23日

新基地ノー・玉城デニーさんで
沖縄、日本、アジアの平和を
沖縄県知事選支援に参加して

新基地ノー・玉城デニーさんで
沖縄、日本、アジアの平和を
沖縄県知事選支援に参加して

 30日投開票の沖縄県知事選で、名護市への米軍新基地建設反対を貫いた故・翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、玉城デニー候補が奮闘しています。デニー候補必勝を目指して、11日から14日まで名護市での支援活動に参加した日本共産党大阪府委員会国政対策委員長・衆院大阪3区候補のわたなべ結さんの手記を紹介します。

日本共産党府国政対策委員長・衆院大阪3区候補 わたなべ結

 私は告示日13日を前後して、11日から14日まで、玉城デニーさん必勝のために沖縄県名護市に行きました。今回の選挙は、沖縄の未来にとっても、日本の未来にとっても、アジアの平和にとっても負けられない選挙。何か少しでも力になれたらという思いでした。

沖縄県知事選告示日、街頭宣伝中に玉城デニーさんと出会い、握手するわたなべ結さん=13日、沖縄県名護市内

沖縄県知事選告示日、街頭宣伝中に玉城デニーさんと出会い、握手するわたなべ結さん=13日、沖縄県名護市内

 現地は9日投開票で市議選をたたかい終えたばかり。25歳の吉居俊平さんが初挑戦にして見事当選を勝ち取り、喜びに溢れるとともに、県知事選挙の態勢づくりや準備を急ピッチで整えている最中でした。私は、木津川南地区から行ったみなさんと共に、宣伝カーからの訴えを中心に、後援会ニュースの宛名貼りなどに取り組みました。

太鼓叩きながら訴えを聞き

 宣伝カーでは辺野古の集落にも入りました。基地建設による助成金をもらうことに賛成の方も多い集落だと聞いていたこともあり、「本土からきた私たちの言葉が届くのだろうか」との不安もありました。しかし、家の中から出てきてくれたり、バイクで通りすがりながら手を振って応援してくれる方もおられホッとすると同時に、その熱い応援から、「基地はいらない」の固い民意があることを実感しました。

 高齢の女性は外に出てきてくださり、法華太鼓をたたきながら訴えを最後まで聞いてくれました。感動してご挨拶に行くと、「(キャンプシュワブ前の)座り込みにも行っていたけど、足腰がダメになっていけなくなった。デニーさん、勝たないとダメ」と語り、私たちの姿が見えなくなるまで見送ってくれました。

承認撤回後の静かな辺野古

 8月31日に沖縄県が「埋め立て承認撤回」をし、辺野古の新基地建設の工事はストップしていました。基地建設に反対する座り込みテントにも人影はなく、辺野古の美しい海は静かでした。県民と心一つに力を合わせる県知事がいれば、大きな権力・政府が相手でも基地建設を止めることができる。青と緑と透明のグラデーションをなす美しい辺野古の海を見ながら、あらためて翁長前知事の功績と県民のたたかいの意義の大きさを感じました。

伊江島を選んだことの意味

 13日の告示日、デニーさんは出発地に伊江島を選びました。実母の出身地であり、戦後、アメリカの銃剣とブルドーザーによる土地接収に島ぐるみの闘争を始めた地でもあります。デニーさんは「選対にわがままを言って了承してもらった」と言われていましたが、歴史的な選挙のスタートにこうした意味をもつ地を選ばれたこと自体が、デニーさんの今回の選挙に賭ける決意の表れです。

 私は名護市内での第一声を聞きに駆けつけました。デニーさんに初めてお会いしたのは2016年参院選の時です。なんば駅頭での私たちの街頭演説に自由党を代表して駆けつけて下さり、沖縄の心「ゆいまーる」を紹介しながら、選挙区候補だった私の勝利と野党共闘で一致結束しようと訴えてくれました。

翁長前知事の遺志を継いで

 名護市でのデニーさんの第一声は、2016年の時とはまた違う印象でした。デニーさんは水を得た魚のように生き生きと伸びやかに、イデオロギーの違いを超えて、県民が心を一つにして新たな沖縄をつくろうと訴えられました。そのまっすぐな訴えからは、翁長前知事の遺志をぶれずに継ぐ信念と沖縄への深い愛情が感じられました。第一声を聞いて、「デニーさんに必ず勝ってほしい!」の思いを強くしました。

あらゆるつながりで支援し

 名護市内でも安倍政権に推されている候補の運動員が個別訪問をしているところを見かけました。辺野古の新基地建設のことには触れず、強力な組織戦を展開して期日前投票で決着をつけようというのが相手陣営の戦略です。大臣経験者の自民党幹部が保育園を訪問して支持固めをしている話も聞きました。相手陣営も必死です。それを上回る支援を大阪からも全国からも沖縄に集中しなければなりません。

 沖縄に支援に行けなくても、いつでもどこでも人に会う時は「沖縄に知り合いはいない?」と聞き、あらゆるつながりで支持を広げることが何よりの支援だと思います。全国は一つで、必ず玉城デニーさんを知事に押し上げ、新しい未来を切り拓きましょう。(わたなべ・ゆい)

(大阪民主新報、2018年9月23日号より)

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