おおさかナウ

2017年09月17日

維新政治の持ち込みごめん
勝手連が路上トーク

 堺市長選で「維新政治の持ち込みを許すな」と願う市民有志が9日、街頭宣伝「市民とつくる堺の未来 路上トーク」を行いました。「竹山おさみ市民勝手連」が主催。子育て施策やまちづくり、大阪都構想など市長選の焦点の課題について各弁士がスピーチし、どんどん人の輪が広がり「頑張って」と声援を送る人もいました。

 司会者が、竹山市政のもとで堺市が2年連続で「共働き子育てしやすいまちランキング」関西1位になったと紹介。この背景について堺市議会議員が詳しく説明し、大阪市をはじめ全国的に保育所の待機児童が増えるなか、竹山市政の2期8年で待機児が15分の1に減ったと語りました。

 「竹山市政の子育て支援の特徴は、きめ細かなサービス充実です」と述べ、医療的サポートが必要な子どものための小規模保育、病児保育の充実、とりわけ訪問型の病児保育など、きめ細かい子育て支援策が取り組まれてきたと報告されました。

 マイクを握った子育て中の市民もこうした実績を示しながら、「竹山市長の3選で子育て日本一のまち、堺を発展させよう」呼び掛けました。

着実に成長している堺

 大阪維新の会が「堺の人口が減っている」「堺市の借金が増えた」「大阪市は成長」などと竹山市政を攻撃していることについて反論。「合計特殊出生率も10%増えています。堺市は着実に成長しています」と強調しました。

 他の弁士も維新が看板政策の「都」構想を掲げない矛盾を指摘し、「『大阪都』構想には市民サービスを削るという大問題が隠されています。自分たちの生活がどうなるのか、しっかり見つめ考える必要がある」と訴えました。

 街頭宣伝の最後に、「堺市民の未来を左右する大事な選挙です。選挙に行っても何も変わらないと思わずに、事実を知って一緒に考え行動しましょう」と呼び掛けました。

 「市民勝手連」は、8月に結成され、立場を超えて多くの市民が選挙に関わる受け皿にと、学習会や街頭宣伝を続けています。今後も市民とともに歩む竹山市政の姿をアピールしていきたいとしています。

 

(大阪民主新報、2017年9月17日付より)

 

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