おおさかナウ

2017年08月13日

市民の願い実現へ全力
共産4氏が奮闘
9月10日投票 羽曳野市議選

 羽曳野市議選が9月3日告示、10日投票で行われます。定数18を20氏が争う見通し。日本共産党の若林信一(68)=現=、ひろせ公代(60)=現=、ささい喜世子(65)=元=、わたなべ真千(59)=新=の4候補は、森友学園や加計学園疑惑を追及し安倍内閣を追い詰める同党の役割を訴えるとともに、「市民本位の税金の使い方へ切り替え、願い実現に全力を尽くす」として、改選前3議席から1議席増を目指します。

 「国保(国民健康保険)料が高い。何とかしてほしい。応援している」。同党が街頭で訴えていると、近くの工事現場から30歳代の男性がエールを送りました。来年度から維新府政が狙う「府内統一保険料」では、1人当たりの保険料が平均で年約2万4千円も上がると試算されています。同党は約9億円の基金を活用した国保料の引き下げや、介護保険料、上下水道料金の引き下げで、市民の暮らし応援をと訴えています。

 また市は市民プールを老朽化を理由に廃止しようとしており、改修工事をして存続することを同党は強く求めています。

 市内では中学校全員給食と小学校給食の無償化、高齢者の外出支援策の充実を求める声も多く、ことし3月の議会に、それぞれ5600人分を超える請願署名が提出されました。賛成したのは同党のみで、他の会派により不採択になっています。特に中学校での全員給食は周辺のほとんどの自治体で実現しているもので、市民から「早く実現してほしい」との声が上がっています。

 自民は1増の4氏、維新は1増の5氏を狙います。維新が「高等教育までの無償化」を掲げながら給食無償化に反対したことに、批判の声も出ています。

 日本共産党は、中学校全員給食実施や高齢者の外出支援策、国保料引き下げ、18歳までの医療費助成制度の拡充、市民検診の無料化などを掲げ、「暮らしと仕事、子育てを応援する住みよい羽曳野市へ」と訴えています。

若林候補

若林候補

ひろせ候補

ひろせ候補

ささい候補

ささい候補

わたなべ候補

わたなべ候補

 

 

(大阪民主新報、2017年8月13日・20日付より)

 

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