おおさかナウ

2017年06月11日

大門実紀史の国会レポート
たまには飲みながら

daimon 6月3日、大阪なんばで開かれた「ReDEMOS(リデモス)」の集まりに参加しました。

「ReDEMOS」は、安保法制=戦争法反対で大活躍した若者団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーが中心となって立ち上げた、一人ひとりが大事にされる社会をめざして政策提言をおこなう研究機関です。

 集会のテーマは「大阪から経済のはなしをしよう」。大沢真理・東大教授、塩田潤さん(神戸大大学院)、奥田愛基さん(一橋大大学院)、小川郁さん(SADL=民主主義と生活を守る有志=・関西市民連合)、民進党の辻元清美衆院議員と一緒に、格差や地域経済問題について議論をしました。

 大阪経済をどう発展させるか。辻元清美議員は生まれ故郷である奈良の「柿の葉寿司」を例に、伝統産業が大きな産業に発展する可能性を力説。私はわが本家である大阪交野の大門酒造がこのたび国際的な日本酒の品評会で金賞を取ったことを報告。大阪商人のもつ技術の素晴らしさに光をあて、懸命に頑張っている中小企業を支援することこそ大事だと訴えました。

 道頓堀にも近い会場はライブハウスのようなところで、みんなで飲みながら食べながら、ゆるい雰囲気でのトークショーという感じ。でも中身の濃い、話し手と参加者の一体感があふれるいい集会でした。

 最後のまとめの発言で、私が「共産党の演説会もたまにはこんなふうに飲みながらやるといいかも」というと、場内爆笑。奥田愛基さんも「そりゃ、いい」と大賛同してくれました。(だいもん・みきし 参院議員 第2週掲載)

 

(大阪民主新報、2017年6月11日付より)

 

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