おおさかナウ

2017年03月12日

竹山市長が出馬表明
福祉・まちづくり・自治向上へ
秋の堺市長選

 堺市の竹山修身市長は6日の市議会本会議で、秋の市長選に3選を目指し立候補すると表明しました。公明党市議の質問に、「市民の福祉、まちづくり、都市の自治の三つの課題を向上・発展させることが私の務めだと考え、今年秋の堺市長選に出馬する決意を固めた」と述べました。

膨らんだ蕾満開の花に

 竹山市長は2期7年、市民目線と現場主義をモットーにまちづくりに全力を注いできたとし、「市民とともに進めた取り組みは、いま、つぼみが膨らんでおり、これを満開の花として大きく咲き誇らせたい」と力説。「堺市が政令指定都市として発展し、子どもからお年寄りまでだれもが堺に誇りと愛着を持ち、“堺愛”が実感できるまちづくりに全力を尽くしていきたい」と述べました。

子育て応援する予算案

3選へ出馬表明した竹山堺市長

3選へ出馬表明した竹山堺市長

 堺市議会で審議されている2017年度当初予算案は、一般会計で前年度比7・7%増の4151億円。多子世帯への保育料軽減策に4億円、3人目以降の子どもが幼稚園や保育所を利用する際、5歳までは全員保育料を無償にします。

 児童の状況に応じて、学級分割や少人数学級を実施するなどきめ細かい教育も推進。小学校のエアコン設置には2900万円を充て、今年7月から全校で利用を始めます。

 老朽化したトイレ改修と洋式への取り替えに1億5900億円を計上。すべての中学校に学校司書を配置するための経費も盛り込んでいます。

 泉北高速鉄道と南海高野線を乗り継ぐ通学定期代の負担軽減事業は引き続いて実施し、健康・医療体制の強化として前立腺がん検査の実施に1770万円を充て、「がん検診総合相談センター」を開設します。

 

(大阪民主新報、2017年3月12日付より)

 

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