おおさかナウ

2017年01月29日

市民と野党の共闘で新しい政治を
各地で宣伝・デモ 「暴走政治ノー」

第193回通常国会開会
安倍首相 明文改憲と共謀罪実現に執念

 第193回通常国会が20日、開会しました。会期は6月18日までの150日間。政府は、さらなる軍拡推進、国民を犠牲にする社会保障抑制などを盛り込んだ2017年度当初予算案、16年度第3次補正予算案を国会に提出。安倍晋三首相は施政方針演説で、明文改憲に向けた国会論議を呼び掛けるとともに、市民の人権を脅かす「共謀罪」の創設への執念を表明しました。国会開会を前後して、今年こそ安倍政権と自公与党、維新の暴走政治をストップさせ、新しい政治を開くために野党と市民が力を合わせようと、府内各地で集会・デモ、街頭宣伝が行われました。

おおさか総がかり行動
今年初の行動に250人

おおさか総がかり行動の御堂筋パレードでは、行進中も市民団体や政党の代表がマイクを握ってアピール。中央で訴えているのは日本共産党の辰巳参院議員=19日、大阪市中央区内

おおさか総がかり行動の御堂筋パレードでは、行進中も市民団体や政党の代表がマイクを握ってアピール。中央で訴えているのは日本共産党の辰巳参院議員=19日、大阪市中央区内

 おおさか総がかり行動実行委員会は「戦争法(安保法制)廃止! 憲法こわすな!」をスローガンに19日、ことし最初の総がかり行動を実施。大阪市西区の新町北公園で集会を開き、250人が参加し、同市中央区・難波までパレードしました。「戦争法ぜったい廃止!」や「安倍政権NO!」の横断幕や旗のほか、「いいね!野党共闘」と染め抜いた赤いのぼりが目立ちました。

 集会で主催者あいさつした、「しないさせない戦争協力関西ネットワーク」の中北龍太郎弁護士は、安倍政権が提出を狙う「共謀罪」法案は「日本を戦争する国にしていくことに反対する者を監視し、弾圧する危険なもの。3度廃案に追い込んだ。4度目の全面対決し、必ず廃案に追いやろう」と呼び掛けました。

 大阪憲法会議・共同センターの山田憲司事務局長は「各地域で総がかり行動を草の根で発展させ、市民連合と連携を深め、自民党の改憲草案を打ち破る学習運動を広げたい。野党と市民の共同の力をさらに大きくし、希望ある2017年に」と表明。戦争をさせない1000人委員会の山元一英さんは、「安倍政権が日米同盟を強め、戦争をしようという動きを強めようとしている中で、引き続き反戦の運動を皆さんとともにやっていきたい」と訴えました。

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員、民進党府連の村上賀厚常任幹事、社民党府連の長崎由美子幹事長が連帯あいさつ。辰巳氏は同党の第27回大会に3野党・1会派が出席したことは、「共産党の歴史の上でも、日本の政治史の上でも画期的」と強調。「一致点で共闘を進め、安倍政権とそれを補完する維新を政治の舞台から退場させるために頑張る」と決意表明。村上氏は「国民に不安をあおって戦争に導く法案をつくっていく安倍政権は許せない」、長崎氏も「大阪から野党共闘の本気を見せていきましょう」と訴えました。

市民グループ「ミナセン」
野党3党がそろって

訴える野党代表ら=20日、大阪市中央区内

訴える野党代表ら=20日、大阪市中央区内

 “野党と市民の共同で新しい政治を実現しよう”。第193通常国会が召集された20日、市民グループ「みんなで選挙☆ミナセン大阪」は、大阪市中央区の本町交差点で街頭宣伝しました。昼休みのビジネス街で市民らが横断幕を手にアピール。日本共産党、自由党、社会民主党の代表がそろって訴えました。

 ミナセン大阪共同代表の黒河内政行さんは、日雇い労働など非正規雇用の厳しい就労実態を述べながら、社会格差と貧困を広げる安倍政権を批判。「こんな生きづらい世の中を変えたい。改憲を目指す安倍政権を私たち市民の力で倒そう。選挙に行って私たちの未来を変えよう」と呼び掛けました。

 自由党府連代表の渡辺義彦元衆院議員は、年金制度の現状などに触れ、「雇用の不安、老後の不安をなくすため政治に目を向け、次の総選挙で一緒に変えていこう」と語り、社民党府連代表の服部良一元衆院議員は電通過労死事件を取り上げ、労働基準法や労組法改悪を狙う安倍政権を批判。「自公と維新の横暴を止めるため野党共闘で共通政策を立案し、次の総選挙で日本の政治を変えよう」と訴えました。

 日本共産党からわたなべ結衆院近畿比例・大阪3区候補、しば山のぼる大阪1区候補が参加しました。わたなべ氏は、昨年の戦争法強行と臨時国会での強行採決を重ねた安倍政権を批判。市民の声が野党共闘を前進させているとし、「日本の民主主義を守るたたかいが焦点になっている。国民の声を無視する安倍政権に来る総選挙で審判を下そう」と訴えました。

 緑の党の高橋登泉大津市議が野党共闘の発展を呼び掛けました。

18回目のドラムデモ
西淀川 70人が〝戦争あかん〟

 第18回戦争あかん!1・19西淀川ドラムデモが19日夜、大阪市西淀川区内で取り組まれ、70人が参加しました。

 同区では2015年6月からほぼ毎月、集会場所とデモコースを変えてデモを実施しています。
 この日、デモに先立ち、姫島公園で行われた集会では、門谷充男実行委員長(西淀川労連議長)が主催者あいさつ。情勢報告した日本共産党の北山良三衆院大阪5区候補は、自ら参加した第27回党大会に触れ、「野党3党と沖縄の風が一堂に連帯あいさつをする光景に感動しました。この大阪5区で野党共闘の候補者として、安倍政権打倒し野党連合政権を実現する」と決意表明しました。

 デモはJR塚本駅まで、ドラムのリズムに合わせて、「戦争あかん!」「ヒバクシャ署名を推進しよう」「オスプレイ配備反対」「南スーダンから撤退しよう」「野党は共闘」などコールしながら歩きました。通行人がスマートホンで写真を撮ったり、「何のデモや」と言い寄ったサラリーマンも、「戦争あかん。オスプレイ配備反対などを訴えています」と返すと「頑張って」と声援を送りました。

(大阪民主新報、2017年1月29日付より)

 

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