おおさかナウ

2016年09月04日

市民の暮らし守る党
11日投票和泉市議選
共産3候補が全力

 和泉市議選が4日告示、11日投票でたたかわれます。定数24人に現職21人と元職3人、新人4人の計28人が立候補する見込みです。日本共産党は、さおとめ実(66)と岡ひろ子(64)=共に現職=、原しげき(63)=元職=の3氏が現有3議席確保を目指します。

 党議員団はこれまで子ども医療費助成制度の対象年齢を小学6年生まで引き上げ、妊婦健診の受診助成を12万円(14回)へ拡充、学童保育の対象年齢を小学6年生まで引き上げるなど、市民の切実な願い実現のため議会内外で奮闘してきました。泉北高速鉄道の運賃値下げを含め前回選挙で掲げた重点公約のほとんどを実現しています。

 また松井一郎府知事らによる米軍機オスプレイ訓練受け入れ発言に抗議する意見書や、原発事故から子どもたちを守る具体的施策の早期実施を求める意見書など、多くの意見書採択にも力を発揮しています。

 辻宏康市長は、「コスト論」や「受益者負担」で公共サービス切り捨てを進めています。日本共産党以外の会派議員はそのほとんどに賛成しています。

 家庭ごみ回収の有料化に反対したのは日本共産党だけでした。ごみを減量するために必要な議論が不十分なまま強行され、45リットルのごみ袋(原価約10円)が45円です。地域の落ち葉拾いやごみ拾いボランティアにも影響があります。

 日本共産党の各候補は、子どもの医療費助成を中学卒業まで直ちに引き上げ、高校卒業まで目指す▽学校給食の自校直営方式を守り、給食費を無償に▽有料ごみ袋は原価に値下げ―などを掲げています。
 市議選では大阪維新の新人3氏が初の議席獲得を狙っています。8月27日の原候補の決起集会に駆け付けた日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は、「現市政がやってきたことと維新がやってきたことは瓜二つ。共産党の3議席で市民の命と生活を守ろう」と訴えました。

原しげき候補

原しげき候補

さおとめ実候補

さおとめ実候補

岡ひろ子候補

岡ひろ子候補

 

(大阪民主新報、2016年9月4日付より)

 

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