おおさかナウ

2024年04月06日

日本共産党新地区委員長に聞く
学び力に強く大きな地区党へ
木津川南地区 小原孝志さん

 「真ん中世代、青年からベテランまでみんなが自信を持って党を語れるよう、支部を主役に前進できる地区党へ成長、発展させたい」。党木津川南地区委員会(大阪市大正、住吉、西成、住之江の4行政区)の委員長に選ばれた小原孝志(51)さんが語ります。
 第29回党大会に代議員として参加。国際情勢論や綱領路線の生命力、行き詰った政治を打開し、多数派結集を目指す展望など党大会の核心点を地区全体に広げ、実践に踏み出そうと議論を重ねています。
 大正民主商工会に勤務していた時、26歳で入党。「人に助けられ、今度は人を助ける番に」と市議補欠選(2007年)で初挑戦し、11年から8年間、大阪市議を務めました。維新政治が進める港湾一元化を「壮大な無駄」と批判を重ね、カジノと一体の夢洲開発と大阪万博計画を追及。防潮堤整備はじめ南海トラフ地震対策強化を一貫して求めてきました。
 大正区の高齢者から何度も沖縄戦の体験を聞きました。「凄惨な沖縄戦を経て手にした平和憲法を守るため力を合わせていきたい」
 新たな党建設目標の達成へ、地区党として夏までに前回総選挙時の現勢回復・突破を提起。学ぶ気風を広げようと連続地区党学校を4月に開校します。「府会・市会での議席奪還を視野に、比例を軸に衆院大阪3区で風穴を開けるたたかいをみんなと進めます。未来社会論で希望を示す日本共産党を大きくしていきたい」

(大阪民主新報、2024年4月7日号より)

 

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