おおさかナウ

2024年03月09日

ストップ万博 被災地支援・暮らし応援を
大阪から運動さらに
明るい会・よくする会 「府民大集合」に800人

 明るい民主大阪府政をつくる会と大阪市をよくする会が3日、大阪市中央区内で「万博ストップ!3・3府民大集合」を開きました。会場いっぱいの約800人が参加し、万博中止を求める署名運動や多彩な宣伝を繰り広げ、「万博中止で命と暮らし応援を」などの要求を掲げ、大阪から全国的な世論と運動をいっそう広げる決意を固め合いました。


「万博中止・くらし応援」「ストップ万博・震災支援」とアピールした「府民大集合」=3日、大阪市中央区内

日本共産党 たつみ衆院近畿比例候補が報告

多数のクレーンや大型車両が稼働する万博予定地=4日、大阪市此花区夢洲

 日本共産党の、たつみコータロー元参院議員(衆院近畿比例候補)が、2025年大阪・関西万博を巡る世論の動向、大幅に膨張する事業費、会場となる大阪湾の埋め立て地、夢洲の問題点などを詳しく報告。万博は今からでも止めることができる展望を語り、「府民の力を総結集して万博ストップを」と呼び掛けました(3面に詳報)。
 石川農民連の宮岸美則会長がビデオメッセージを寄せました。能登半島地震の発生から1日で2カ月になるが、今なお避難所生活を強いられている人々がおり、農地の状況も全容が分からないと強調。「大阪で万博をやっている場合か。地震大国・日本で生活ができるように、国を挙げた支援が必要だ」と訴えました。
 浜矩子・同志社大学名誉教授、大阪府保険医協会の宇都宮健弘理事長、落語家の桂文福さんもメッセージを寄せました。
 おおさか市民ネットワークの藤永延代代表があいさつ。避難計画がないことなどの問題点を挙げ、「どんなことがあっても万博をやめさせよう。署名を集めましょう」と呼び掛けました。
 社会民主党府連の長崎由美子代表と新社会党府本部の山下慶喜委員長(茨木市議)が連帯あいさつ。「立憲野党として、何としても大阪で万博とカジノをストップさせるため、市民の皆さんと力を合わせる」(長崎氏)、「大阪を牛耳る維新と彼らのたくらみを打ち砕く春にしよう」(山下氏)と語りました。
 立憲民主党の森山浩行衆院議員は、メッセージで「万博の予算が青天井に増えている。能登半島に全力集中すべき中、呑気に(万博の)開催を言うこと自体が非現実的」と強調。元衆院議員の村上史好氏も参加していることが紹介されました。

税金は府民のために使って
各界10氏が訴え

 府民大集合では各界の10人がリレートークで訴えました。
〇…「青年が求めるのは万博開催よりも、安定した暮らしと将来への展望。追い詰められているのは万博・カジノに固執する勢力。『万博は延期ではなく、中止を』の声を広げたい」(民青同盟)
〇…「大阪市で学童保育を担当する、こども青少年局の人数が少なく、去年は補助金支給が遅延。万博よりも子どもや保護者の負担を軽減するためにお金を出して、子育てしやすい街に」(学童保育指導員)
〇…「市立小学校の体育館にクーラー設置が決まったが、設置工事は万博の工事が終わってから。命よりも万博を最優先する政治でいいでしょうか」(大阪市住吉区の母親)
〇…「(物流拠点の)夢洲は慢性的な渋滞問題を抱えているのに、万博の工事車両が多数流入し、トンネルや橋がまひ。万博後にはカジノ。港をばくち場にするな」(港湾労働者)
〇…「低所得者世帯は、電気代が恐ろしくてエアコンをつけない。物価高騰で生活は苦しくなるばかり。万博ではなく、エアコン代を支給して私たちの命を守って」(浪速生健会)
〇…「2億円のデザイナーズトイレを含め、半年間の万博のトイレに10億円かけるくらいなら、学校や公園のトイレを造り替えて、洋式の自動水洗にしてほしい」(教職員)
〇…「電気関係の業者は部品不足の慢性化で、万博の工事にかかれない。能登半島地震でも電気部品が必要。万博へ無理に物を集めず、震災復興に資材・人材を送るべき」(豊中民商)
〇…「市民病院や市役所支所の廃止を強行しながら、万博のために2億円かけて生涯学習センターを改修し、観光拠点にする計画。税金の無駄遣いは、やめてほしい」(藤井寺市民)
〇…「万博やカジノに公金を使って、誰が幸せになるのか。医療支援などに税金を投入すべき。私は目の前の患者を、まだ見ぬ医療にたどり着けていない患者を助けたい」(看護師)
〇…「南海トラフ地震や東南海地震に備え、万博優先ではなく、防災や維持管理など、府民の命を守り、安全・安心のために予算や人をつけて。現場から声を上げていく」(府職労)

(大阪民主新報、2024年3月10・17日号より)

 

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