おおさかナウ

2024年02月24日

連帯あいさつ
日本共産党大阪府委 第83回府党会議

古い政治を共に変えよう
野党共闘でこそ勝利する
政権交代で清潔な政治を
連帯あいさつ

 日本共産党大阪府委員会が18日、大阪市中央区内で開いた第83回府党会議で、立憲民主党府連代表の森山浩行衆院議員、社会民主党の長崎由美子府連代表、進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)代表世話人の村上史好元衆院議員が連帯あいさつしました。
 森山氏は能登半島地震の被災者支援、復旧・復興に全力を挙げる決意を述べると同時に、「政治とカネ」を巡る問題で国民の批判を浴びている自公政権を一掃しなければならないと力を込めました。
 大阪で「身を切る改革」を叫んできた維新が、大阪・関西万博にどんどん税金をつぎ込んでいるのは、「古い政治の象徴だ」と批判。「政策が間違い、腐敗する状況を、共に変えていこうではありませんか」と語りました。
 長崎氏は、野党共闘は選挙協力だけでなく、日頃からの相手の活動や歴史への尊敬と理解が欠かせないと強調。戦前、治安維持法によって日本共産党員が迫害・弾圧され、クリスチャンだった長崎氏の叔父も拷問を受けたことを紹介しました。
 「民主主義のために力を尽くし、犠牲になった人たちの礎があるからこそ、今の平和があり、それを守らなければ」と長崎氏。「野党共闘が、つないだ手を離さなければ勝利する。壁は叩き続ければ必ず扉になる。その思いで皆さんと一緒にたたかう」と話しました。
 村上氏は、日本共産党は企業団体献金も政党助成金も受け取っていない唯一の党だと述べて期待を表明。「金権腐敗の温床である企業団体献金の禁止、カネに影響されない政治を実現する最大の政治改革は、政権交代以外にない」と語りました。
 国政では自公政治が失政を重ね、大阪では維新政治が公共を切り捨ててきたと指摘。「この2つの政治勢力にストップをかけてほしいという市民の声に、立憲野党の皆さんは応えてほしい。革新懇は市民と野党の共闘を実現するために全力を挙げる」と話しました。

あいさつする森山氏

あいさつする長崎氏

あいさつする村上氏

 

 

(大阪民主新報、2024年2月25日号より)

 

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