おおさかナウ

2024年02月03日

山下よしきのあったかエッセイ
田村委員長のピンチヒッターで

 「田村智子新委員長があいさつする予定でしたが、いま各党・会派への新任のあいさつ回りをしています。どうも人気が高いようで(笑い)、間に合いそうにないので私があいさつします」
 というわけで、国会開会日(1月26日)の総がかり行動の集会で急きょマイクを握ることになりました。
 まず、能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げ、政治を動かすことが大事だと強調。被災者生活再建支援法により全壊世帯に300万円支給されますが、全く足りません。じつは29年前の阪神・淡路大震災の直後、「被災者個人の財産は自己責任が原則」と冷たく言い放った政府に対し、被災市民と国会議員が一緒に勉強し、法案を作成・提出、世論を動かしてできたのが同法なのです。ならば、今回も能登の被災者と全国が連帯し、大きな運動を起こして支援金の大幅引き上げを実現しましょう。
 「赤旗に白旗上げる自民党」。川柳にも歌われたように「しんぶん赤旗」のスクープで自民党の裏金事件が明るみになりました。しかし、検察まかせではダメだということがはっきりしました。自民党の派閥の親分はのうのうとしています。誰がいくら裏金をつくったのか、何に使ったのか、国会で全員証人喚問し、真相解明しようではありませんか。日本共産党は、開会日にパーティー券購入を含む企業・団体献金禁止法案と政党助成金禁止法案を提出しました。
 市民と野党のスクラムで、希望ある政治を!(やました・よしき 日本共産党参院議員 次回は3月3日号に掲載)

(大阪民主新報、2024年2月4日号より)

 

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