おおさかナウ

2023年09月30日

東大阪市議選
日本共産党は5議席確保
維新政治と対決、公約実現へ全力

市議選をたたかった(左から)嶋倉、神野、上原、塩田、長岡、浅野の各氏=9月25日未明、東大阪市内

 定数38を57人が争う大激戦となった東大阪市議選は9月24日投開票され、候補者6人で議席増に挑戦した日本共産党は、塩田清人(67)、嶋倉久美子(68)、上原賢作(58)、長岡嘉一(54)=以上現=、神野淳一(47)=前=の5氏が当選し、4議席だった前回(2019年)を1議席上回る結果を勝ち取りました。前回次点となりその後繰り上げ当選した浅野耕世(44)=現=氏は、党と後援会挙げた奮闘も議席に届きませんでした。

 市議選は、多数立候補で3人に1人が落選する大混戦となり、現職26人、元職2人、新人10人が当選。
 党派別では日本共産党が5人(前回4人)、大阪維新の会は11人(同8人)で第1党となり、自民党8人(同9人)、公明党10人(同10人)、れいわ新選組1人、参政党1人、無所属2人でした。
 6人を擁立した日本共産党の総得票は計1万4551票(得票率9・51%)で、4年前の81・6%にとどまりましたが昨年の参院選比例票比では108%に前進しました。他の政党は参院比例票比で維新70%、自民74%、公明107%でした。
 選挙結果を受けて塩田清人市議団長は、「〝国民の苦難あるところに共産党あり〟の精神で5人力を合わせ、掲げた公約実現へ頑張ります。維新が第1党となる新しい議会構成の中、維新政治とのたたかいに全力を挙げたい」と決意を語りました。
 投票率は39・87%(前回38・91%)でした。
 日本共産党東大阪地区委員会と明るい東大阪をつくる会は25日夜、報告会を開き、市長候補として奮闘した内海公仁さんと市議選をたたかった6氏が、選挙結果を報告しました。
 「マンション前で演説を聞き夫婦で共産党に決めた」「共産党のビラを握りしめて投票所へ行った」など、一票一票積み上げた取り組みが紹介されました。
 当選した5氏は「市民の暮らしを守り、市民の側を向いて仕事をする議会となるよう奮闘したい。疑惑追及の先頭に立つ」、「新たに多くの有権者とつながり、党の姿を伝えることができた」「初めて選挙権を得た若者が、友達を連れて活動を支えてくれた」などと語りました。

市議選・市長選結果を受けて行われた報告会=9月25日、東大阪市内

 浅野氏も、「10年間の議員活動で得た経験を活かし、1人の共産党員として市政改革のため今後も頑張りたい」と決意を語りました。
 甲田求地区委員長は、市長選で共感を広げた内海氏の奮闘は、市議選の論戦と組織戦の力になったと指摘。現有5議席を確保した市議選結果に触れ、「命が大切にされる優しい政治を目指した浅野さんの議席を、どうしても勝ち取りたかった」と振り返り、選挙で勝てる党づくりに向け、主体的力量強化と世代的継承の成功を目指し全力を挙げると決意を語りました。

 

内海氏奮闘も及ばず
東大阪市長選 現職・野田氏が当選

あいさつする内海公仁氏=9月24日、東大阪市内

 東大阪市長選は9月24日投開票され、日本共産党も参加する「明るい東大阪をつくる会」代表委員で前府議の内海公仁氏は2万8482票(得票率19・79%)を得ましたが、当選には及びませんでした。現職で大阪維新の会公認の野田義和氏が、5回目の当選を果たしました。
 市長選では、4期16年、自民、公明両党の支援を受けてきた野田氏が維新にくら替え表明し、「東京に対峙する大阪をつくる」「『大阪都』構想に賛成」などと表明。東大阪市議6期、府議1期務めた内海氏は、「市政転換を前面に打ち出し、物価高騰に苦しむ市民の暮らしを支える東大阪に」と、緊急給付金などの公約を示して支持を呼び掛けました。
 大勢が判明し、選挙事務所で支援者を前にあいさつした内海氏は、「物価高騰で市民も中小業者も苦しい思いをしている。その思いに市役所が正面から応える新しい市政をつくろうと呼び掛けて、大きな共感を得ることができました。期待を寄せてくださった市民の皆さんに感謝申し上げるとともに、いっそう東大阪の政治を監視しながら、住民の暮らしと中小企業の営業を守る東大阪の前進のために頑張っていきたい」と語りました。
 投票率は39・86%(前回38・91%)でした。

市長選開票結果

95052 野田義和 66 維現
  28482 内海公仁 67 無新
  20343 龍神晃弘 51 無新

(大阪民主新報、2023年10月1日号より)

 

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