おおさかナウ

2023年04月07日

日本共産党に期待します

 日本共産党の街頭演説で、党派を超えて多彩な弁士が党への期待を語っています。そのうち4人の訴えを紹介します。

カジノは止められます 落語家 笑福亭竹林さん

 維新は聞こえのええこと言うてますが、ほんとの「看板政策」はカジノ。カジノは賭博場です。こんなもん、絶対やらした らあかんのです。どこがあかんのか。カジノの客の7割は日本人。日本人から金を巻き上げようというのが、カジノです。
 カジノに使うお金を福祉や教育、中小企業の皆さんのバックアップに使いましょうよ。「福祉で金がもうかるのか?」と言う人があります。もうけ話やないですよ。みんなの住みやすい街にするには、どうするか。それを考えるのが行政。大事なものにお金を使うのが行政の本当の姿です。
 カジノは止められます。大阪のカジノ計画は、まだ本決まりやないんです。阻止する方法があります。大阪市議選では日本共産党の山中智子さんを、知事選では、たつみコータローさんを通したら、カジノは止められます。(3月25日、大阪市城東区の集いなどで)

公共軽視の維新にノー 元立憲民主党衆院議員 村上史好さん

 野党が結集して維新政治に対決していかなければなりません。東大阪市では、唯一の野党候補者うち海公仁さんを、必ず府議会に送り出しましょう。
 〝身を切る改革〟と称し民意を切り捨てる府議会定数削減で、東大阪市は5から4議席に減り、府議会全体で88から79議席に削減されました。これ以上、維新政治の暴走を許さないために、党派を超え力を集めるときです。
 「官から民へ」「身を切る改革」など効率・利益最優先の維新政治の下で、病床も看護師や保健所職員も減らされて、コロナ関連死は全国ワーストワンという不名誉な大阪になってしまいました。
 維新政治の失敗のツケは、必ず府民の暮らしに回ってきて、大阪 の未来が破壊されてしまいます。公共の役割を軽視し福祉 をないがしろにしてきた維新政治を、きっぱり止めていきましょう。(2日、東大阪市内で)

府民の命を守る大阪へ 医師 橘田亜由美さん

 大阪では新型コロナで〝命の選別〟をせざるを得ない医療崩壊が起きました。助かるはずの多くの命が失われ、大阪はコロナ死亡数が全国ワーストワンです。維新政治は保健所体制を弱め、市民病院を閉鎖し急性期病床削減を進めました。医療や保健縮小の政治がコロナ死者数に関係していないはずはありません。
 1日1千人のコロナ患者を受け入れると60億円使った府の大規模医療施設(野戦病院)は、閉鎖までのトータルで利用は303人しかいませんでした。医療現場が必要としている対策を行わず、パフォーマンスだけの失策だったと思います。
 うち海さんは医療現場の小さな声に耳を傾けて、課題解決へ頑張る試され済みの政治家です。日本共産党の2議席は、府民の命の砦。失うわけにはいきません。命の砦、暮らし守る府政の願いを届ける議席を必ず守り抜きましょう。(2日、東大阪市の街頭で)

どうしても必要な議席 社民党副党首・参院議員 大椿裕子さん

 石川さんは子どもたちの貧困を解決し、子どもたちをテスト漬けにする大阪の教育をどうにか良くしたいと訴え続けています。保育士を経験し、子どもたちと向き合ってきた石川さんの議席が府議会にどうしても必要です。
 府議選の最大の争点は、「大阪カジノをつくらせない!」です。他党候補の演説では一切カジノを語っていませんでした。ありえなくないですか? 今回の府議選は、カジノに府民の税金を使っていいのかどうかが問われているのです。「博打か? 暮らしか?」、どちらを選ぶのかが問われています。この問題を正面から語れない候補者は話にならない。
 石川さんは真っ直ぐ〝カジノは要らない〟と訴え続けています。市民と野党の力で、必ず石川さんを府議会に送り出しましょう。カジノを止めるため、吹田は石川たえさんへと大きく声を広げていきましょう。(2日、吹田市内の街頭で)

(大阪民主新報、2023年4月9日号より)

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