おおさかナウ

2023年02月25日

女性の力で統一地方選躍進へ
日本共産党大阪女性後援会が総会

 日本共産党大阪女性後援会は18日、大阪市中央区内で、2023年総会を開き、110人が参加。45カ所でオンライン視聴されました。吉良よし子参院議員・党常任幹部会員が「地方選勝利で女性たちの願いを」と題して記念講演し、告示日まで40日と迫った統一地方選の候補者代表が決意表明しました。

吉良参院議員が講演

 府知事選に挑む「明るい会」のたつみコータロー候補がビデオメッセージを寄せ、大阪府の仕事は府民の命と暮らし、営業を守ることだと語り、カジノ計画を中止し軍拡ノーと国にものが言える大阪にするため、全力を挙げると語りました。

「頑張るぞー」と会場の参加者と一体にエールを交換し合う統一地方選の候補者ら=18日、大阪市中央区内

 定数1減の3を争う吹田選挙区で、3期目を目指す石川たえ府議団長は、新型コロナ第1~8波で大阪の死者数は8千人を超え、人口比で全国平均2倍だとし、年度末限りで無料検査場や配食サービスなどコロナ関連12事業を廃止・縮小する府の方針を告発。「子どもたちの未来に負の連鎖をもたらす博打場カジノを中止させ、府民の命を本気で守る大阪府をつくるため全力を尽くし、議席を勝ち取る」と語りました。
 定数5の城東区選挙区で、7期目を目指す山中智子市議団長が、「市民みんなの願いを届けるかけがえのない日本共産党の議席を絶対に失うわけにはいかない」、森田晃一・堺市議候補(西区)が、「カジノ誘致の吉村府政と連携し、やりたい放題の維新市政ストップへ、6人の市議団を必ず実現したい」とビデオ・メッセージを寄せました。
 初挑戦の佐々木みほ・豊中市議候補は、介護の現場で働きながらシングルマザーとして子育てしてきた経験を語り、「平和と暮らしを脅かす政治から、『市民が主役』の政治実現へ頑張りたい」と語りました。
 吉良氏は、大阪府政について、1回500円の一部自己負担を課す子ども医療助成制度の改善や、府立高校つぶしを止めるため全力を尽くしきた党府議団の実績を強調しました。
 学校給食無償化に関し、「自治体判断による食材費全額補助は禁止されていない」との答弁を引き出した自身の国会質問を紹介し、統一地方選で日本共産党の議席を勝ち取り、たつみ知事を実現させて、府民みんなの願いが届く大阪にしましょうと訴えました。
 後援会代表委員の黒田まさ子さんがあいさつし、反戦・平和を貫き101年の歴史を持つ日本共産党の躍進が、軍拡政治をストップさせる力になると強調。「今こそ、日本共産党の出番。維新政治を転換し、日本を戦争する国にさせないため、ウイングを広げ、みんなの力で新しい政治を語り広げていこう」と呼び掛けました。
 総会では、川本幹子事務局長が活動方針などを提案。枚方・岸和田・東大阪の各代表が元気よく報告しました。

(大阪民主新報、2023年2月26日号より)

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