おおさかナウ

2023年02月18日

清水ただしの「行き倒れより食い倒れ」
てっトリ早く焼き鳥缶で

 

 大手新聞が「共産党は異論を述べたら処分する怖い政党」との印象を広げています。しかし、日本共産党ほど党員みんなが自由に意見を述べ議論できる政党はありません。民主主義を何よりも大切にしているのが日本共産党です。同時に、党内のことは党内で議論するというのが日本共産党のルール。それを破って党の方針と異なる意見を発表することは、党の団結を乱し、支配勢力から攻撃される材料を与えることにもつながってしまうからです。
 この間除名された某氏が主張する党首公選制は、党内派閥を生み出し党内の団結を乱します。日米安保を容認せよとの主張は、日本共産党を日本共産党でなくする暴論です。例えば今狙われている岸田政権の大軍拡方針に正面から反対する立場にたてず、沖縄の新基地建設反対運動に連帯することすら出来なくなるでしょう。そうなることで誰が喜ぶのかを考えれば、「親切心から党のことを思って」などという主張がいかに欺瞞に満ちたものかがよくわかると思うのです。
 こうした攻撃への一番の対抗力は日本共産党の歴史と理念を大いに語り、積極的支持者を増やし、党を大きくすること。トリあえず街頭にうってでようではありませんか。腹が減っては活動もできません。時間のない時には缶詰にひと手間加えて。焼き鳥缶の蓋をあけてニンニクチューブをしぼり、コチュジャンを加えてまぜます。チーズをのせてオーブントースターで熱すれば、ごはんのおかずにもお酒のアテにもぴったりの一品となるでしょう。(しみず・ただし 日本共産党前衆院議員 次回は3月19日付に掲載)

(大阪民主新報、2023年2月19日号より)

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