おおさかナウ

2023年01月21日

受験シーズン 痴漢対策強化を
日本共産党 淀川東淀川地区
鉄道各社に申し入れ

大阪メトロに申し入れる奥左から宮本、長岡、みなと各氏=13日、大阪市西区内

 受験シーズンに当たって日本共産党淀川東淀川地区委員会は13日、鉄道各社に痴漢対策強化を求める申し入れを、宮本岳志衆院議員、長岡ゆりこ、寺戸月美大阪市議、みなと隆介淀川区市政対策委員、宮島正地区委員長の連名で行い、阪急、大阪メトロと懇談しました。同地区内には、新大阪駅など24駅があり、各駅のバリアフリー化などの強化も併せて要請しました。
 申し入れでは、「大学・高等学校・中学校入試などに臨む受験生への痴漢被害が懸念され」るとし、緊急に、駅や車両などで「痴漢は犯罪」「見かけたらすぐに係員まで通報を」などのアナウンスや掲示を強化するとともに、期間中の職員の巡回を増やす対策を求めています。
 阪急電鉄との懇談では、京都の大学生の協力を得て、痴漢対策ポスターを作成する啓発活動を行っていること、大阪メトロでは、「痴漢は犯罪」と明確にしたポスターやアナウンスを行い、全駅で巡視を行って被害防止に努力しているなどの説明を受けました。
 参加した各氏からは「駅員が一人しかいない駅舎の改善を」「被害の実態を調査して対策を強化してほしい」「尾行されるケースもあり駅周辺の商店や自治体との連携を」などの要望が出されました。

(大阪民主新報、2023年1月22日号より)

月別アーカイブ